あけましておめでとうございます

From:眞田

あけましておめでとうございます。

今年の大みそか、元旦も多くの生徒が塾に来て勉強してくれました。ありがとうございます。

私にとって、年末年始は特別な日ではありません。繰り返される毎日の一部。今年一年が終わるなあ、気持ちを新たに今年一年頑張ろう、などと特別な感慨があったり、高揚もありません。そんな自分が少し寂しくもあります。

高校のときから年末年始はバイトでしたし、さあ稼ぐか、という感じ。学校がお休みだから、たくさんシフトに入れて稼ぎ時。バイト代で参考書を買って、隙間時間を見つけて勉強です。高校のときからそんな年末年始だったから、自分の中から特別感が薄れていってしまいました。

年末に息子の野球クラブの練習に顔を出してみました。寒くていきたくなかったけど、息子が一回練習を見にこいというので、「しかたない。ここは親の義務感を発揮するか」としぶしぶ、嫌々、ため息つきながら、いってきました。

いってみてまず驚いたのが、かなりゆるく練習をしていたことです。これじゃあんまりうまくなりそうもないなあと思って見ていました。今では野球部に入らずに硬式野球クラブに所属する子も増えてきていて、確かにこのゆるい雰囲気なら、本気で野球したい子は硬式クラブに入った方がいいだろうな、と思いました。

私が中学生だったら、そんなにガチに練習したくないし、楽しく野球を楽しみたいと思っただろうから、こんな雰囲気だったら野球部に入っていたかもしれません。おそらく私の息子も厳しい練習よりも、このゆるい練習の方が合っているだろうと思います。

たぶんですが、指導されている方は、「だらだらするな!」くらいは言いたいのではないかな。でも時代がそれを許さなくなっているので、遠慮している感じがしました。さすがに私でさえ、「さ!テキパキいこう!」と言いたくなりましたから 笑。でも私は野球素人であり、指示するに値しない人間であることの自覚はあるので、練習のことは一切口にしません。小学校のときのスポ少でもそこは気をつけていました。でも励ますことはできるので、怒られたり失敗して落ち込んでいる子がいたら、声をかけてあげようと思い、顔色は伺っていました。それなら私でもできます。

勉強でも、運動でも、やる子とやらない子の差が大きくなってきました。どちらがいいとか悪いとかではなく、これも時代の流れですね。様々な領域で二分化されていきます。

ただ、これだけは絶対的な真理なので、頭に入れておいて欲しいのですが、「上にいきたいと思ったら、ストイックに取り組む以外の道はない」です。これは絶対。

ストイックに手法を思索し、ストイックに練習に取り組む。これしか道はないので、「楽して〇〇する方法」のような文句には踊らされない方がいいと思います。ま、そういうのを複数経験して、自分なりに結論を出すというのもいいですけどね。