ごみ箱トラップ

この塾にはたくさんのごみ箱が置いてあります。私は少なくとも1日に1回は蹴飛ばして倒してしまいます。自ら仕掛けたごみ箱トラップに引っかかっています。

 

昨日、生徒が帰りがけにカバンがぶつかったのか、ごみ箱を倒してしまいました。でもそれに気づいていません。私は直しにいこうと思いましたが、すぐ近くにいた子がゴミ箱が倒れたことに気づいてくれたようです。

身体がピクっと動いたので直してくれるのかなと思ったのですが、直しませんでした。私の頭の中は「?」です。そして、ごみ箱を倒してしまった子(こんな表現してますが、当たり前ですがこの子を責める気持ちは全くありません。)が「さよならー」と教室から出た後に、そっとゴミ箱を戻してくれました。

「おーそういうことか!これはなかなかやるな!」心のなかで拍手です。

 

「ちゃんと教室から出ていったのを確認してからごみ箱を直してくれたね」

といったら、

「うん、私が直すところをみせたくないなと思って」

ですって。

たしかにたしかに。すぐに動いたら、ごみ箱を倒してしまったことを気づかせてしまう可能性がありますからね。ただ直すだけでもステキなのに、この子はスーパーエレガントステキです。ありがとね。

 

 

ところで、私の人生に大きな影響を与えたこととして、「勉強に目覚めた出来事」という牛乳ビンばりーん事件の記事をこのホームページに掲載してあります。

ここに友達のAが出てきますが、どんなきっかけだったかまったく思い出せませんが、私はそのAの2歳下の妹と仲良くなりました。

Aとは大学の時に連絡を取ったきりで、今何をしているのか全然知りませんが、A妹とは今でもたま-に連絡を取っているのです。不思議。

 

今日も少しメールをする機会があったのですが、「まだ手紙あるよ。いる?」と言われました。何のことか思い出せなかったのですが、その手紙の画像が送られてきました。どうやら私はちょくちょくA妹に手紙を書いていたようです。そういえば中高のときはよく手紙を書いていたなと思い出しました。今もときどき手紙を書いていますし、昔から手紙を書くのが好きなんです。

 

その手紙は修学旅行から帰ってきて思ったことを便せん3枚にびっしりかいてありました。内容はそりゃバカ丸出しの、恥ずかしさの限りをつくしたものになっていますが、どんな言葉を使っているか、文の運び方をみることで、当時の自分の思考が一瞬でよみがえってきました。あ~こんな感じだったなあと感覚がよみがえってきました。

あと文体をみると当時の自分がどの著者を好んで読んでいたかがよくわかる。私の中3の春ごろは2人の作家に強く影響を受けていたっぽいです。影響を受けやすい年頃ですしね。

 

今日ので言葉で記録しておくことはとても大事だと再認識しました。自分の思考、価値観の移り変わりがよくわかります。小さいころ、日記を書けとよく言われていましたが、その意味がわかります。今はこのブログが日記代わりですが10年は続かせたい。10年後の自分は、今の私がつづっている言葉をみてどう思うでしょう。

 

A妹は私が田原でリーディングエッジという塾をやっているのを知っているみたいです。なぜ知ったかというと、「知り合いの子供がこの塾に通い始めて、それで知った」そうです。その知り合いの子供っていったい、だれ??(笑)