そして誰もいなくなった
From:眞田
ふつうの受験生は、いくつもの参考書に書いてあることでも知らない、覚えていない。
上の層は、それらをほぼ全部知っていて、だからパターン問題は解けるのだけど、その先をどうすればいいのかわからず、苦しんでいる。
その層から見ると、「参考書は使えない」ということになり、ごくわずかの例外的な本、例外的な先生が「使える」ということになります。その希望となる微かな光に向かって進んでも、うまくいくかはわかりません。うまくいくのか、いかないのか、わからないけど、それでもやる、というだけです。
やる人は全員そうです。
ほとんどの人は、チャレンジすらせず、夢だけは大きい。
やってもだめ やってもだめ やってもだめ・・・
それでもやり続け、考えて、改善して・・・気が付いたら、ライバルたちは、勝手にいなくなっていた。
「あれだけやるなら誰でも合格するよ」と言われる。
「あそこまでして勉強できるようになりたくはないよね。人生、勉強が全てではないし」と言われる。
これまでの仲間がいなくなっても寂しく思う必要はありません。また、上の世界で仲間が待っているから。