中学3年生にメッセージ

中学三年生はあと一ヶ月後に公立高校入試があります。

今年は例年以上に、「いきたい」気持ちを優先させて志望校をきめています。私はそれがうれしいし、同時に不安というか緊張というか、ピリッとした感覚があります。

私は妥協や我慢などはしてほしくないと考えています。「嫌い」を排除してできるかぎり「好き」「最高」に囲まれた人生にしてほしい。

高校も大学もいきたいところに自分の学力を合わせて進学する。時間を忘れるくらい没頭できる仕事をする。うわべだけでなく一緒にいて最高に楽しい友達と時間を共有する。最高の恋人、結婚相手と人生を歩む。

私たちの大事な人生を豊かにするために大事なことだと思います。

この姿勢を大切にしていきましょう。

ただ、今、言いたいことがある。

今、土曜日にワンランク上の高校を目指す子を対象に入試講座をやっていますが、勉強しているのは一部の子だけ。やってるやっていないはわかりますから。此の期に及んでもやらないなんてね、しかも自分の人生のことなのに。これには閉口します。

こうやって勉強してよ、といってもやらない。ましてや土曜日の授業なんか滅多に宿題を出さない私が、「これは次までにやっておいて」といったこともやっていない。復習は300回って言ったら300回です。力が足りないんだからそれだけやって当たり前。でも1回もやっていない人がいる。一丁前に立派な願望を口にしておいてやらないんだから、救いようがないよって感じです。

願望すれば願いが叶うと思っているのだろうか?小さい頃、望めばなんでも買ってもらえたのかもしれないけれど、親は高校を与えることはできないです。

今一度自分の立ち位置を確認してください。内申点はない、実力テストは悪い、模試も悪い、そんな人が合格するわけないじゃないですか。もしかしたら、奇跡の大逆転を想像しているのかもしれませんが、それは鼻血が出るほど努力した人たちの中のほんの一握りが実現することです。何もしない人には決して訪れません。

まさか、自分が合格するとでも思ってるのですか??

得点がそんなに低いのに??

勘違いも甚だしいです。

こういうことを授業中に言うと、緊張感や圧迫感が出て空気が変わってしまうので言わなかったですが、でも目を覚まさなくてはいけない子もいるので、ここで言います。

3年生の何人かはこのブログを見てくれていると思いますが、まさにあなたのことを今頭に思い浮かべて書いています。僕のメッセージが届くとうれしいです。