予感

田原市の中学校は1学期の中間テストがあるところとないところがあります。

今回中間テストを受けた子が結果をみて「まだまだ」と言っていました。でもずっと下がり続けていた順位が上がったことと、勉強の進め方に手ごたえがあったことで、「次はもう少し上にいけそう」といってくれました。

 

予感。

予感は私たちの行動の源です。予感によってそこにわくわくや希望が生まれてきます。それが行動のエネルギーとなって、その行動が次なる成果をもたらす。いかにしてこの予感を生みだすか、これが私たちの仕事です。ここを頭を使って工夫をしていかなくてはなりません。

 

最近いろいろな方にお会いして、刺激を受け、考えることがでてきています。ある社長が「社員に自由にやらせるのがいい経営ではない。そもそも考えて自由にやれといったところで大抵の社員は考える能力がないのだから」とおっしゃっていて、確かにその通りだと思ったのです。そしてこれは生徒にも当てはまると。

 

私は今も昔も、人からああしなさいこうしなさいと言われたり、型にはめられるのが好きではありません。もちろん自分の尊敬する方からのアドバイスは聞きます。でも基本的に自分の経験と思索に基づいて行動すべきだと思っています。それによって軸ができてくると思っているから。

そういった考えをしていますが、成果の出やすい努力の方向性がわかっているならば、型にはめて教育するのも悪くないと思い始めてきました。型にはめてもなんでも成果がでれば、次の予感が生まれるし、努力の方向性もわかりますので、そしたら自分で考えながらアレンジしていけばいいだけの話です。

 

まだまだこの塾は予感を生みだす工夫の余地があります。これから変えていきます。言っているだけで行動しないと、上の人にダメ人間の烙印を押されてしまうので、即断即決即行の精神で進めていきます。