名古屋へ

昨日は子供たちと電車で名古屋に行ってきました。

今は大きくなって、電車でいくのもラクになりました。

小さい頃は、自分勝手で言うことは聞かないし、言うことを聞かないのは今もそうなのですが、でも手がかからなくなったなあとしみじみ思いました。

先日新聞で「優しくなるには余裕が必要」と介護者の方の言葉があって、まさにその通りだ、と昔を思い出して思ったものです。

これまでの子育てで一番苦しくて辛かったのは、常に子供がそばにいることでしたね。小さい子供は目が離せないから、ずっとそばにいなければなりません。これは頭がおかしくなりそうでした。自分の子供だからいいじゃん、と思われがちですがそうではなくて、絶対に全てから解放されて、ふーと一息つく時間は必要です。

これを経験すると、だから子育ては夫婦でやらないといけないのだなとつくづく思います。さらに、できたら祖父祖母もかかわって、多くの大人で負担しあって子育てするのがいいんだろうと思います。

将来、孫ができたら、「今日1日孫を面倒見てあげるから、息抜きしてきなよ」と言ってあげるって決めています。本当にしんどかったから。まだ今の日本は子育ては母親の仕事の風潮がありますが、母親だけに押し付けるのはあまりにもかわいそうです。

と、まあ、電車に揺られながら、昔のことを振り返りつつそんなことを思っていたのでした。

たくさん名古屋で遊んで、学校もあるから早く帰ろうと思っていたのですが、「まだ帰りたくない。名古屋で晩ご飯を食べて帰ろう」と提案されたので、そういえば、もう11月は仕事のお休みがなくて遊んであげられないから、11月最後のお休みを遊びつくそう!といって夜の名古屋も楽しみました。

晩ご飯は、手羽先で有名な「世界の山ちゃんへ」。

私はこれまで行ったことなくて、いってみたらかなりおじさん向けの居酒屋でびっくり。全席喫煙だったし。子供は「なにこの大人のお店・・・子供が一人もいない」と入ったときは不評でしたが、たくさんの手羽先を食べて満足そうでした。

はじめて子供と居酒屋に入りました。私は普段飲まないアルコールを飲んで、幸せ気分でした。子供とお酒を飲んだら、こんな感じかなぁと10年後が楽しみです。

10年後どう成長しているか全然想像はつかないですが、親としては、当たり前ですが、いい大人になってもらいたいと思っています。最近ユーチューブで「松本紳助」をみたら、島田紳助さんが「子育てのコツは、愛を注いで、期待を注がないこと」とおっしゃっていてその通りだと思いました。

これに私なりのアレンジを加えて、「愛は注いで、期待は注がない。ただし、放置は教育ではない」でやっていきます。