宿題を提出していません

From:眞田

息子の担任の先生から「9月からずっと宿題を提出していないんですけど・・・」と電話がありました。

「そのうちやる気になったら提出すると思うので、気長に待ってください」と伝えたら「はーい、やる気になるのを待ってまーす」と言われました。

私が中学生のときは、先生に評価されることを大事にしていて、万が一宿題を忘れた日には「やばい、評価が下がる」とかなり落ち込んでいたのですが(今考えれば、ばからしいです)、他人からの評価を気にしないでいられる息子は、いいなあ、と思います(他人の評価を求めることがだめだとは全然思いません)。

実は私は息子の生き方を尊敬しているのです。昔からずっと。やつは人生を楽しんでいて、日々を充実させている感じがします。正直、「今日一日を生き切った感」は、私は息子に負けています。

別に宿題が嫌いとか、勉強が嫌いとかそういうわけではないです。学校で習ったことを楽しそうに話してくれますし。ただ単に、今自分は何をしたいのか、を優先して行動して、一日を満足して、その結果「あ、宿題やるの忘れた」という感じです。

息子は朝起きたら、すぐ行動を開始します。ゲームをしたり、野球の練習をしたり、朝から活動的です。私は目を覚ましてもすぐ起き上がることができません。もうちょっと寝ようかなあとか思いながら、iPadいじったりしてぐだぐだしています。

今は学校の授業で楽しみにしている科目がいくつかあるらしく、特に体育が楽しみなようで、最近は天気を気にしています。学校から帰ってきたら「いや~お父さん、今日は最高の一日だったよ」と笑顔で学校でやったことを話してくれます。そんなに楽しんでくれると親としてはとても嬉しいですし、羨ましくもあります。

家に帰ってきてからも、やりたいことを楽しそうにしていて、夜になったら、電池が切れたように一瞬で眠ります。私は昔から睡眠に問題を抱えていて、毎日「今日は眠れるかなあ」と思いながら床につくので、こういうところも羨ましく思います。同時に、すぐに眠れない自分は1日を生き切っていないのではないか、自分の持つエネルギーを全部使っていないのではないか、と思わされます。

「宿題はやってもやらなくてもどっちでもいいけど、出さないと先生も親に電話しなきゃいけなくなるじゃん。先生がかわいそうだから、ちょっとずつやっていこうよ。お父さんも手伝うしさ」と数学を3問だけ解いたところ、1問計算ミスをしてしまい、息子に怒られてしまいました。普段「計算ミスをするな。計算ミスを軽視するな。ケアレスミスなんかではない。計算ミスは自分のレベルの低さの表れだ」と偉そうに言っているものだから、めちゃくちゃ怒られました 笑

日曜日はテスト週間で野球クラブがお休みなのですが、かわりに小学校のスポ少の練習にいくつもりのようです。テスト週間だからといって勉強を頑張らない、宿題は出さない、でも、テストはいい点を取るつもりらしいので、結果を楽しみにしていようと思います。