教えてもらって気づくこと

ジムでトレーナーに筋トレのフォームを教わると、これまで我流でやっていたことが全然違っていたことに気づきます。これまで重量を上げて怪我していたのも納得です。フォームが悪かったからです。

ジムに長いこと通っていますから、これまで何人かの親切な方(お客さんとしてジムに通っている人)が「こうやるんだよ」と筋トレのやり方を教えてくれました。

でも教えてもらったやり方はトレーナーに教えてもらうやり方と違います。

おそらく、私に教えてくれた方にトレーナーが正しいやり方はこうですよ、と教えたとしても、その方たちはおそらく言うことを聞かないような気がします。「自分はこれでやる」って思っていますから。

体のトレーニングなのでそこまでやり方にこだわらなくてもいいとは思いますが、これが勉強だった場合、難しい問題です。自分はこれでやる、と思い込んでいてそのやり方が違っていたとして、修正するのはかなり困難です。

結局自分で気づく他ありません。

あと、トレーナーがとても興味深いことを言っていました。

「フォームは外から見えるから修正できる。ただフォーム以外にも重要な要素があって、それが【意識】だ。どこに、どう意識を向けるかで筋トレの効果は変わってくるが、その意識の部分は外からは確認しようがない」

これは勉強でも同じです。

こうやりなさい、とやり方は伝えられますが、それに取り組むにあたり、どう考えて勉強するのか、どこに意識を向けて勉強するのか、頭の使い方は人によって大きな差があります。だから同じことをしても(実際は同じことをしているようで全く別物のことをしているのだが)差が出てくる。

ここも自分次第です。

ちなみに、この意識の部分は勉強のやり方よりも上位に位置します。