豊橋東、時習館を目指そう

From:眞田

 

今年は3年生はよくできるので、3年生の4割が豊橋東、時習館を受験することになるのではないかと思っています。

 

田原の子は「近いから成章」と考える子もいて、そういう子にも上のレベルの高校に行ける可能性のある子には「上を目指して見たら?」と声かけしています。

 

もちろん、自分の大切な人生なので、人に言われたからではなく、行きたいところに行くのが一番です。自分にとってどこに進むのが最適なのかじっくり考えてみてください。まだ先のことなので、決めかねている子もいると思いますが、レベルの高い高校を受験するつもりで勉強してください。

 

 

ここで、レベルの高い高校を目指すあなたに伝えたいことがあります。

全ての高校に言えることですが、特にレベルの高い高校は「いきたい」と思った時に手遅れの可能性があります。受験時に内申点が足りていないと現実的に合格はできないからです。

だから、1学期のテストからいい順位を取るように勉強してください。

ここで本気になれないと合格は難しいです。

 

主要5教科はオール5を取ります。

そのために、テストでは、

 

■甘い想定はしません。

テスト範囲表に書かれているところは出題されるものとして勉強するのは当たり前で、どんな問題が出されるだろうかと考えながら勉強してください。学校の授業の中で先生の発言を聞いていると、ここは出題されそうだ、というのはわかることがありますから、授業はよく聞いておきます。授業の内容というよりは、先生の所作、発言に注目していた方がいいかもしれません。

また、勉強するうえで大事なことは「この問題がテストで出題された場合、はたして自分は解けるだろうか?」と自分に問いかけながら勉強することです。学力が高い子の中でも、このような考えをどれだけ徹底できているか、その徹底度合いにはかなりの差があるように感じています。

ここは個人差が出てくるところで、言ってもなかなか変わりにくいところですが、一応、伝えておきます。

 

 

■曖昧さを残しません。

私には全然理解できないのですが、「なんでこうなるんだろう?」と思ってもそのままスルーして次に行ってしまう子がいます。そしてそれを数稽古により無理やり自分の中に入れようとしている。

そんな稽古をしたって何の発展もありませんし、時間の無駄なのでやめましょう。しっかり内容を理解して、どんな問題がでてきても解けるようにしてください。ただのワーク丸暗記はいいかげん卒業しなくてはなりません。

 

「なんでこうなるんだろう?」そう思ったところが、まさに自分を成長させるポイントですから、自分の感覚を敏感にキャッチして、一つ一つ解消していきましょう。曖昧さを残してテストに臨んだらそれは100点とれなくて当然です。

 

 

■思考を整理します。

「曖昧さを残さない」に関連することですが、ただ、知識を入れるばかりではなく、その知識が整理されているかを確認します。自分が先生になったつもりで、ぶつぶつ一人授業をするのは有効な方法です。

私(眞田)は全員のプリントをチェックしていて、理解が浅いと感じるところはフォローしようと思ってはいますが、しかし、私はあなたではありません。あなたのすべてを感じてあげることはできないので、自分で確認して、モヤモヤする部分を、なぜモヤモヤしているのか言語化して質問してください。

 

 

■ミスを除く仕組みを整えます。

テストの出題範囲をすべて理解していたとしても、100点を取れるかはわかりません。人間にはミスがつきものだからです。ミスに気付いて、ミスを除く方法を考えてください。私は、この点に関してほんの少し自信があるのでいろいろアドバイスします。

これは最終段階で、ここまでこれたら大したものです。多くの人の言う「凡ミス」は、努力不足に起因するものが多いように思うので、自分の弱さを直視して、自分の弱さを覆い隠さず、自分の弱さを強さに変える努力をしていってください。