A君のお母さんからの電話
ホームページに記事を書いたからかどうかわかりませんが、A君のお母さんから面談申し込みのお電話をいただきました。ありがとうございます。
A君は「この塾は絶対におすすめ」とお母さんに伝えてくれているようで、本当にうれしかったです。現段階ではまだ実現できていませんが、生徒みんなにこう思ってもらえるように頑張っていきたいです。お客様の「ありがとう」と声に勝る仕事の活力は他にありません。
面談の際にお母さんが「高校生も受け付けるってホームページで見ました。うちの子も高校になってもぜひお願いしたいです。でも高校生が入るとうちの子に割く時間が減るのでそこはいやです。複雑な気持ち」と言われてしまいました。ですので、もう少し高校生について私の考えをお伝えします。
高校生に関しては、どんなふうに進めていくかは自分の中である程度イメージしていますが、あえてカチッとは決めていません。ぼんやりさせています。それは生徒の様子を見つつ柔軟に対応していきたいからです。この塾が始まったときのように、とりあえず始めて走りながらより良い形に改善していくつもりです。
だから、高校生を始めることでどんなふうに校舎自体が変わっていくのかはわかりません。中学生に関してはほとんど変わらないと考えていますが、どうなるかわからない部分もあります。
ただ、高校生を始めるということは、私にとっては「拡大」よりは「絞り込み」のイメージです。
この塾が万人受けするものではないことは私自身が重々承知しています。自分勝手で、独善的で、頑固で、それをホームページに載せて外部に向けて発信していますから、ほとんどの方は違和感を覚えて去ってしまいます。しかし一方で支持してくださる方もいます。
このあたりの自分の思索をお伝えすると、ものすごい文量になるし誰も見てくれないので自粛しておきますが、これからも「この指とーまれ」で進んでいきます。支持していただける方と歩んでいく。よりそっちの方向に舵を切っていくつもりであり、高校生もその考えの一環です。
実際にA君のお母さんには、高校もお願いします、もうちょっと早かったら上の子も大学受験をお願いしたかった、とおっしゃっていただけました。
高校生のことは塾生にまったく告知はしていませんが、このブログを見た生徒から「高校もやります」そう言われました。何をするのか、どんな内容なのかも知らないのに申し込んでくれました。しかもその子は普通科ではないのですよ。まず何をするのか詳細を見てから申し込んでよ、と思いますが、無条件に高校もやりたい旨を言ってもらえることは涙が出そうなくらいうれしかったです。その夜はとても幸せな気持ちで眠りにつけました。
こういった方々が私が大事にしなければいけないお客様であり、誰もかれもというよりは、同じ方向を向いている方と、ともに歩んでいくというイメージが私にはしっくりきます。
高校生を受け入れることで、生徒数が増える感覚があると思いますが、私の考えはそうではありません。高校生が増えれば中学生は受け入れる人数が減ります。高校生を10人受け入れたら、中学生の受け入れる枠は10人減ります。だからそれを考えたら、中学生は昨年ほど受け入れられないかもしれません。
塾は春に生徒が少なくて冬にかけて増えていくので、その増加感はあると思いますが、あくまで季節要因(といっていいのかな)で増えるだけです。