ダメだしが基本


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From:眞田

 

もうすぐ3年生は最後の部活の大会が始まります。この大会のために日々練習をしてきたのですから、いい結果が出ることを期待しています。

 

この塾にも部活を頑張っていて、毎日もの凄い練習量を重ねている子がいるのですが、その子と話をしていたら、「最近(競技の)調子が悪い。先生にもめちゃくちゃ言われてメンタルにくる」と言っていました。具体的にどんなケースで、どんな注意を受けたのかを聞きましたが、全部先生の気持ちがわかりましたし、私が先生の立場だったら、同じことを注意するだろうと思いました。

メンタルにくるということは、先生の指摘を不当だと思う気持ちが少しはあるわけですから、その指摘を不当と感じてしまうお前の認識レベルが問題なんだよ!お前の目指しているところはどこなんだ!市大会で優勝したらそれで満足なのか!、と5時間くらい詰めたくなりました 笑。

 

今は褒め教育全盛の時代で、「人は褒めて伸ばせ」のような考え方に毒されていると、褒められたい気持ちが出てくるかもしれませんが、「褒めて伸ばす」は基本的に低いレベルに適した教育方法です。上に行けば行くほど、ダメ出しが増えてくる。だから本当に上にいきたいと思っている人は、それを理解してダメ出しを求めていく気持ちがなくてはいけません。そうしないと上にいけないです。

極端な例かもしれませんが、オリンピックに出る選手が毎日コーチから「フォームがとても綺麗!すごいね!」「どんまい!ミスは誰でもあるよ」なんて指導受けていると思いますか?そんなはずないですよね。毎日毎日厳しくダメ出しの嵐のはずです。技術面だけでなく精神面も厳しく指摘されます。だから人格否定も覚悟していなくてはならない。ダメな自分を保持しようとしている人はそれまでです。

世界のトップたちの争いなのだから勝負の差は僅差になります。僅差で勝つために、一般のレベルでは、そんなことどうでもいいじゃん、そこまでやらなくても・・・、と思えるところの改善を重ねていくわけです。

 

私もこの塾では、褒めるような声掛けばかりしていると思いますが、これは生徒のレベルがそれほど高くないからです。改善点を逐一指摘するよりは、成長したところを見つけて、認めて、一緒に喜んであげた方がメリットがあると思うから、褒めているのです。

テストでちょっとしたミスをしたときに「この凡ミスがなければ満点だったんですけどねー」と自分のダメさを認められていない発言をしたときは、心の中で、この子はまだまだだな、と思っても、共感力発揮!と思って「そうだね。おしかったね。」と言うだけです。ダメ出しを求めているのではなくて、自分がすごいことを認めてもらいたいと思っていることは推察できるので、その感情に沿った対応をしてあげたほうがいいのです。

 

 

ダメ出しをされるということは、自分にダメ出しする価値があると教える側が思っていることを意味しますから、できる子はそのダメ出しに食らいついていってほしいです(もちろん、すべてに従う必要はなくて、自分なりに内容検討してもいいです。ただし、自分の内容検討を加えてしまうと、自分の理解の範疇を超えるダメ出しは弾いてしまうことがあるので、その点は注意が必要です)

いつまでも褒められる子は、「俺のことなめてんな。てきとうな褒め言葉を投げてれば俺が喜ぶと思ってんのか。お前はコーチ失格だ!」みたいに思えるようになるといいですね 笑

 

 

 

最後の大会の結果がどうであれ、私は「お疲れ様。3年間、本当によく頑張ったね」と声を掛けます。

でもね、やっぱりこれまでやってきたことを考えたら、1位しかないと思うんだよね。1位を狙って、1位を取るなんて最高にかっこいい。結果はコントロールできないから、コントロールできる領域を徹底的に精錬して、これだけやったのだから負けたとしても仕方ない、と心から思えるレベルまで到達してほしいです。先生がダメ出ししたくて、欠点を探しても全然見つからないレベルを目指そう。