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From:眞田
「塾のプリントをやったら、学力は上がりますか?」とこの前、聞かれました。
やったら学力がついてきますが、やはり、やればいいというものではありません。
それはトレーニング全般に言えることだと思います。
どうしたら野球が上達するだろうと自分なりに考えて、「そうだ、毎日100回素振りをしよう」と練習方針を立て、毎日素振りをする人
コーチから「毎日素振りを100回しなさい」と言われたから素振りをする人
「コーチに毎日素振りを100回しなさいって言われているじゃない。ゲームしてないで、さっさとやりなさいよ」とお母さんに怒られて素振りをする人
外見で確認できる練習方法はみんな一緒ですが、実際行っている練習内容は違います。
特に上に行こうとすればするほど、意識の部分は重要になってきます。何を目的に練習しているのか、何を考えて練習しているのか、この意識の部分が複利拡大し、差が広がっていきます。
教えられるところもありますが、基本は【自分】ですね。これは大事だなと思って教えても【自分】がそれを理解するレベルに達していないと無意識に弾いてしまいます。【自分】の感情や判断が優先されるので、常に自己反省し、自分を伸ばしたいと強く思っている子ではないとなかなか難しいです。
私は一部の子に「勉強していて大事だと思ったことはノートに書いてね」とお願いしています。そのノートに書かれている内容の差は歴然です。
同じことをするように指示はしていますが、ノートに書いてある内容は違ってくるし、だからこそ学力差も広がっていきます。「大事」と認識する部分で差が生まれてしまうのです。
この点については、私はあまりダメ出しできません。そんなことしたら、何もできなくなってしまうからです。
「なんだ、この内容は。全然価値を感じない。こんなこと書いても意味がない。ちゃんと考えなさい」
と叱ったところで、
「お前が重要だと思うことを書けと言っているから書いているんじゃないか。書いたら書いたで怒られて、じゃあどうすりゃいいの」ってなりますからね。
だから僕は、みんなが自分なりに頑張っている姿を応援するしかありません。
みんな、頑張って。自分と向き合って、自分と対話して、入試問題を解ける学力を養っていってください。
方法論はもう伝えてある。あとは、それをどう捉えるか。どう解釈するか。どう実行に移すか。
才能やセンスではなく、解くべくして解く。予定通りに解く。積み重ねたもので解く。戦略的に解く。考えずに解く。頭に負荷をかけずに解く。本番は単なる執行。解けても解けなくても予定通り。昨日よりも今日の方が確実に学力がついている。こういった感覚が腑に落ちるかどうか。一線を越えた感覚があるかどうか。
「ああ、そういうことだったのか。これか、先生が言っていたことは。勉強ってつまりこれをすればよかったんだ」と腑に落ちて、勉強がわくわくするようになったら、合格すると思いますよ。頑張ってください。