塾のテスト


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From:眞田

 

保護者様との面談の中で、

「うちの子が、『塾のテストで低い点数でも合格にされている。これまではもっと高い点数でないと合格にされなかったのに…。期待されていないのかな』と言っていた。」

とおっしゃっていました。

 

この塾では、力を測るためにテストをしていて(テストはどの塾でもやりますけど)、すべて私が丸付けをして、合否の判断をしています。テストの採点はとても大変で他の先生にもお願いしようと思ったりもするのですが、テストから生徒の情報がたくさん得られるので、パンクするまでは自分だけでやると決めています。

テストは「90点以上は合格」のような点数の合否基準はなくて、私の主観で合否が決まっています。ここの基準を簡単にお伝えすると、「もう一度テストをやる必要があるか、ないか」です。

もっと詳しく、言語化できる基準を列挙しようと思ったら、すぐに10個以上でてきたので、ここで紹介するのはやめておきます。

 

もう一度テストをやる必要があるかどうかで判断しているので、70点でも合格とするときもあるし、1問ミスの98点でも不合格にすることもあります。とはいいつつも基本的には点数が高めでないと合格は出しません。

 

点数が低くて合格を出す場合は2通りあって、1つ目は高いレベルで思考ができている場合、2つ目は学力が低くて次に行かざるを得ない場合です。でも2つ目の条件に該当することは最近あまりない気がします。

 

高いレベルで思考ができていると感じるときは、答案がとても美しいのです。「美しいってどういうこと?意味がわからない」「無駄がないってこと?」と数名のお母さんからきかれたのですが、う~ん、これが難しい…。何と言ったらいいか。私がすぐ感じる感情は「美しい」なのです。これまで数万枚のテストを採点してきているから、即座に美しい、汚いを感じてしまいます。思考の流れがきれいといったらいいかな?(きれいって使ってしまった)

 

 

私が一番重視しているのが思考です。定期テストの点数や順位はそれほど重視していません。もちろん、保護者様からの塾への評価はテストの順位であることはわかっているので、生徒が良い順位を取ってくれたらうれしいですが、定期テストで本当の力は測れないから、それほど重視できないと考えています。定期テストはワークの範囲を指定されて、そこからたくさん出題されたりするので、そうなったらただの暗記の競争になります。

正直、英語がほとんど分かっていない子を、定期テストならば60点取らせることはまあまあ可能だったりするのです。それで内申点が3取れても、入試問題になるとほぼ全滅ということが起こりうる。定期テストで真ん中くらいの順位を取っていたとしても、全然不思議なことではないです。

だから、テストを通して適切な思考ができているかどうかをみているのです。

 

 

そんなわけで、最初の話に戻ると、思考のレベルが上がっているから、低めの点数でも合格になっているんだよ、というのが私の回答になります。

私はお母さんからこの話を聞かされてとても嬉しかったです。私はいつもより点数が低いままで合格にしていたつもりは一切なかったのです。「この子はいい考え方ができるようになったから、低めの点数で合格にしよう」なんて全く考えておらず、いつも通りに採点して合否をつけていたつもりだった。でも、その子本人は点数が下がっているのに合格にされているなあと思っていた。

これは、意識されていない私が、無意識の私が、その子のレベルアップを感じ取っていたということに他なりません。実際に今回のテストで1位を取ったし、本当に力がついてきているのですよ。うれしいです。ありがとうございます。

 

ただ、さらにちょっというと、この塾には塾のテストをほとんど1回で合格している子がいます。その子のテストはとても美しく採点するたびに嘆息します。だから、基本的に高得点ですし、間違えたとしても、答案が美しいから、勘違いしているところ、間違った理解をしているところが即座にわかります。間違えているところをテスト返却時に一回解説すれば、2度と間違えることはないだろうという期待が私にはありますので、再度テストして理解を確かめようという気にもなりません。こういう子が500点近い点数を取ってくるのです。

そのレベルになれなんて言えないですが、頑張れそうなら、また少しずつ上にあがっていきましょう。