これからの方針


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※体験授業や保護者面談は基本的に指名があった場合のみ、眞田が担当します


 

From:眞田

 

今回の定期テストは、塾での勉強時間がこれまでより伸びた子が多くて嬉しかったです。精神的に成長して、勉強に向かえるようになったのだと思います。

保護者様も「今回は勉強頑張ってるな」気づいたと思いますので、まずはその勉強への姿勢を褒めて頂けると嬉しいです。これで結果が伴うといいのですが。

 

 

私は、どんどん成績を上げてもらいたい、という気持ちが強くて、「成績を上げるために必要なことは何だろうか」「家でもできる勉強では意味がない。塾に通っているからこそできる勉強方法は何だろうか」「上位層をより引き上げるための勉強はなんだろうか」と考えて、毎年教材などをバージョンアップしてきました。

でも毎年時間をかけて用意してきても、ほとんど使われることはありません。テストのたびに張り切ってプリントを用意するのですが、結局、破棄して終わりです。

 

「これをやってくれたら結構上がるのになあ。実力テストや入試にも対応できる力がつくのになあ。でもやれないものはしょうがないか。そのうち精神年齢が上がってきたら、やってくれるだろう」そう思って自分の方向性を正当化していました。

 

でも、ようやく自分が間違っていたことに気付きました。

 

そもそもレベルの高い問題が必要なのはごく限られた学力が高い子です。みんながみんな必要ではありません。私としては、本質的な理解をして、どんな問題でも対応できる力をつけてもらいたいですが、本質的な理解も必ずしも必要ないのです。みんないい高校、国立大学を目指しているわけではありませんから。

よくわかっていなくても、応用力がついてなくても、定期テストで正解して点が上がればそれでいいという考え方もありますし、これはこれで尊重してあげたいです。

 

ということで、塾の学習方針を「どんな問題にも対応できるような勉強をする」から「まずは70点を取れるように勉強する」と変えて、通常授業のレベルをほんの少し下げようと思います。

レベルを下げるといっても、上を目指したい(そしてそれに値する学力が現にある。十分な努力をする覚悟もある)という子には対応しますので安心してください。でも今回のテスト勉強の様子を見る限り、学力の高い子を含めほとんどの子が「先生、それいいね。それならやる価値があるのでやる気が上がります」と言ってもらえる気がする。

 

私は思い立ったらそれを実行しないではいられないので、昨日考えたことを早速実行に移しました。どこまで業者さんに対応してもらえるのかがわからないのですが、準備ができ次第、授業内容を少し変えていきます。授業報告書の内容も変えることになりそうです。

 

私がよく言っていることですが、勉強は、得体のつかめないものではありません。勉強しても上がるかどうかわからないものではありません。物理法則ほどきっちり作用するものではありませんが、原因と結果が見えやすいものです。

この前送った授業報告書には、予想点や、上がる科目下がる科目などをお伝えさせていただいたりしましたが、報告書の通りの結果が出ている方もいると思います。完全に予想できるものではありませんがある程度見えるのです。

 

報告書で進捗状況をお伝えして、保護者様が「今ここまで進んでいるなら点が上がりそうだ」「テスト範囲がやり切れていないから点が下がりそうだ」と事前にわかることはとても大切だと思いますので、一度、どういう方針で来年度は進めていくのかについてプリントを作成して配布しようと思います。(とかいいながら配布しないかもしれません。)