サポートが手厚くて


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※体験授業や保護者面談は基本的に指名があった場合のみ、眞田が担当します


 

From:眞田

 

「〇〇高校(大学)は入学後のサポートが手厚いらしくて・・・」

「〇〇高校(大学)は面倒見が良いらしくて・・・」

「〇〇高校(大学)は入学した子が伸びると聞いて・・・」

 

面談の際にちょくちょくこういった話が出てきます。

 

判断は人それぞれでいい、という前提で私の意見をお伝えしますと、私はこういったことをウリにしている高校(大学)をあまり肯定的に評価することはできないです。

得てして、こういった広告文句はレベルが高くない高校(大学)でありがちです。

 

レベルが高くない生徒(学生)が集まっていると、なかなかアピールできるような実績を提示することができません。でも、選んでもらわなくてはならないので、ウリとして少人数サポート、親身な対応、そういったことで訴求しようとします。これだったら、今この瞬間からアピールできます。

そしてこれらのいいところは、言葉の定義が曖昧であり、曖昧にしておいても問題がないところです。私はこういった言葉を「雰囲気言葉」と自分の中で名付けていますが、「雰囲気言葉」はてきとうに言葉を並べておいても大丈夫なのです。

 

 

実際に教育システムが充実していることで生徒(学生)が伸びることもあると思います。その場合は、必ず人気が出て、倍率が上がり、合格者偏差値が高くなり、ボーダー偏差値が上がっていくことになります。

サポートが手厚いのに、入学後、生徒(学生)が大きく伸びるのに、いつまでもボーダーがお手軽な偏差値な高校(大学)っていったい・・・

 

いい例が近畿大学です。近畿大学は志願者数を増やして、ボーダーが上がりました。

いい大学はボーダーが高いです。みんないい大学にいきたいのだから。

 

 

「先生のおすすめの高校(大学)はありますか?」もよく聞かれますが、私の答えは単純で、「入るのが難しい高校(大学)」となります。A高校が合格者偏差値が51で、B高校が50だったら、A高校を勧めます。C高校が51.5だったら、C高校を勧めます。

 

判断材料は偏差値です。基本的にそれ以外の情報は検討の要素に含めないです。私の中で「偏差値が低いが、いい高校(大学)である」は意味がわかりません。合格が難しい高校(大学)がいい高校(大学)です。「偏差値が高いところは価値が高い。偏差値が低いところは価値が低い」と判断するほうがしっくりきます。

 

入ってから伸びるとか、そんなよくわからないことは考えません。高校の場合は、大学合格実績を見ることで、どちらが「入ってから伸びる」高校なのか、は比較検討しやすいです。しかし、「入ってから伸びる」って視点はどうなんでしょうね・・・。私はその判断基準は採用しません。