勉強方法 2


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※体験授業や保護者面談は基本的に指名があった場合のみ、眞田が担当します


 

From:眞田

 

高校生から提出されるプリントの量が増えてきました。進むべき方向性がはっきりして、自信を持って勉強してくれる子が少しずつ増えてきているようで嬉しいです。

人それぞれ、スイッチの入る時期は違っていて、やる気になったときから勉強してくれたらいいのですが(そもそも言語的にそれしかやりようがない)、やはり夏になってから真剣にやり始めたとしても、旧帝大などの難関大学は難しくなります。私の希望としては2年生からは受験勉強に取り組んでもらえるとうれしいのですが・・・。そこが課題です。

私自身は2年生から受験勉強をできていました。家が貧乏で国立大学しかいけない、というある意味、いい家庭環境だったからこそ、危機感を感じられてやれたのだと思います。バイトも2つ掛け持ちしていたし、時間が足りなくなるのは目に見えていました。なかなか焦りが出てこないというのは、みんな恵まれているのかな。安心を提供してくださるご両親に感謝ですね。

 

高校生の授業報告書ですが、まずは、こういうことをやるよ、あなたの勉強の進捗状況を親に伝えますね、と生徒にアナウンスして、その1か月後くらいからこのブログ上で希望者を募りたいと思います。

 

 

ここ最近、勉強について相談があると言ってくれる高校生が多いので、よく話をしています。私は勉強方法について、2つの観点から考えます。

 

まず、どのような方針で勉強するのか、スローガンのようなものを考えます。

例えば、

 

「簡単な基礎から勉強する」

「本屋に売ってる問題集を完璧にする」

「入試によく出るような問題をできるようにする」

などなど。これは今てきとうに挙げてみました。

 

でもこれだけでは不十分です。

「簡単な基礎とは具体的に何を意味するのか」「本屋に売っている問題集とは具体的に何か。すべての問題集は実行不可能である」「入試に出る問題とはどんな問題なのか」

など、まだ考えるべきことがあります。

 

次に、周りの人がやっている勉強方法を観察します。基本的にみんながやっているやり方は成果が出にくいので(例外は偏差値70を超えている人。こういった人の方法は参考にしてみる価値があります)、そういったものは却下です。ただ、自分も「周りのみんな」の一員であることが多いので、ここから抜け出すのは簡単ではありません。

 

私が周りを見て、多く観察できたのが、

青チャートなどの問題を解いて、わからなければ解説を読んで理解しようとして、理解できない場合は友達や先生に聞いたりして、なるほど、そういうことか、理解できたぞ。はい、次。

みたいな人です。

これを長い期間、コツコツと継続していれば、経験値が積み重なって少しずつ力はついていくとは思いますが、模試で明らかな成果は感じにくいのではないかと思います。

 

まあでもね、やり方はどうであれ、成果が出てれば、それでいいので。それを継続すべきですね。他人の意見に耳を貸す必要はありません。

自分のやり方がしっくり来ていない人は、この2つの視点で考えてみることをお勧めします。