執着しても仕方ない


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From:眞田

 

前回のブログで「執着しても仕方ない」と書いたので、これは少し説明が必要だなと思いました。

 

これは無理そうならさっさと諦めなさいと言いたいわけではありません。最後の最後まで、可能性が低かったとしても挑戦したい、というのはいいと思います。

目標を諦めず、冷静に現状を分析して、対策を練っていくのはとてもいいですし、私も最後まで付き合います。なにより私はハイリスクな挑戦が好きなので、最後まで諦めず戦ってくれる子は応援したいです。

 

私が良くないと考えているのは、心を取られるような、神様にお願いしたくなるような、感情が乱れて冷静に考えることができない状態になっているような執着です。

「どうしても合格したいんです」「不合格なんて考えられません」「先生、何とかしてもらえないでしょうか」そんな発言が出たときはよくない執着だなと思います。

 

感情的になっている時点でIQは落ちていますし、いい判断ができるとは思えないです。

 

 

2学期期末テストが終わり、これで内申点が確定されますから、やれることは試験の点数を上げるための努力です。

 

だから、実際に過去の入試問題を解いてみて、まずは現状把握する。自分には解けそうか、解けないとしたら何が足りていないのか、これからどんな勉強をしていけば入試問題が解けるようになりそうなのか、を考える。

感情を爆発させれば合格するのではない。自分を奮い立たせてがむしゃらに勉強すれば合格するのではない。無思考でただただワークを解くような勉強はあまり効果がありません(全く効果がないわけではないです)。その勉強が通用するのは定期テストでしょう。戦う相手が変わったのだから、対策も変えるのです。

 

やるべきことは冷静に現状を把握して、対策を立てること。本当に諦めきれないならば、感情に振り回されている場合ではありません。

そんな人は冷静に現実を見ている人に簡単に負けてしまいます。

 

だから、執着する気持ちに気づいたら、どんな種類の執着なのか自分なりに検討してみてください。