強制力


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新しいブログをつくりました。

 

From:眞田

 

4月から娘が電車で高校に通っています。家が駅まで比較的近いため、はじめは徒歩でいっていましたが、私が車で送っていくことにしました。

目的は私が朝早く決まった時間に起きるようにするためです。これにより、私は強制的に娘の通学に合わせて起きなくてはならなくなりました。

 

駅まで送った後はそのまま塾に向かい、毎日8時前には塾にいるような生活になりました。

 

これは、とてもいいです。

めちゃくちゃ仕事がはかどります。早起き最高!と思いました。

 

私は自分の意志力を信用していません。やる気を出したところで、朝から仕事するぞと気合いれたところで、二度寝、三度寝、四度寝・・・をする自信があります。

 

よしやるぞ!俺は生まれ変わるんだ!ここから自分を律して朝から勉強するんだ!と、決意したものの、全くうまくいかなかったことが、これまで軽く100万回はありました。ようやく自分の意志薄弱さ、怠惰さ、クズさ、が改善できないレベルのダメ人間であることに気付き、自分に期待することをやめました。

 

そんなダメ人間の私は、意志力に頼るのではなく、強制力が働く環境に身をおこうと考えたのでした。

今の私に朝起きない選択肢はありません。絶対に起きて家を出なくてはなりません。早起き&塾に行く率は100%です。これは、我ながらいいアイディアだったと思います。

 

私のように、やらなきゃいけないけど、なかなか着手できないという人は、やる気を出すことに目を向けるのではなく、どうしたら強制的にやらなくてはいけない環境に入れるだろうか、とそっちを考えたほうがいいと思います。

 

塾の価値は色々あると思いますが、私が個人的に感じている一番の価値は、塾がある日は勉強に向かわざるをえないことにあると思っています。

私は中学生だったころ、毎日「勉強しなきゃいけない」と思っていました。でもやれないのです。誰も見ていないし、誰も怒らないし、誰も勉強内容を指示してくれないから、「今日は学校の授業もあまり進んでないから、ある程度進んでからやろう」みたいな言い訳が無限に出てきて、やらない選択をしてしまうのです。

 

そんな経験をしているから、皆さんが勉強に向かえない気持ちはわかるので、この塾を方針を設計するときに、「塾の回数を多めにする」「塾の滞在時間を長くする」ここを重視して考えました。

塾にいる時間は強制的に勉強することになるからです。もちろん、さぼろうと思えばさぼれますが、家で一人で机に向かうより、確実に勉強できます。

 

テスト勉強なんか早めにやった方がいいことはわかっているわけじゃないですか。わかっていても「テスト週間を楽にするために、今日は数学の友を進めておこう」とならないですよね。数学の友を早めにやった方がいいことぐらいわかっているのです。100%テストに出ることはわかっている。わかっているのにできない。

勉強できないなら塾は強制的に勉強する環境が用意されているので、そこで勉強したらいいのです。

 

私は再度、この強制力の重要性を感じましたので、ここ数年はやっていなかった夏期講習をやろうかなあと今思っています。もちろん希望者のみ。夏休みは時間を持て余しそうだなあ、時間を無駄にしてしまいそうだなあ、時間を無駄にするくらいなら、楽しくないけど強制的に勉強した方がいいだろう、そう思える子向けです。

学校行く代わりに塾来てもらうような夏期講習にすると思います。毎日、試験用の勉強したら、すごく点が伸びると思いますよ。