数値計測は面倒だけど優位性があります。みんなやっていないから。


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※体験授業や保護者面談は基本的に指名があった場合のみ、眞田が担当します


 

新しいブログをつくりました。

 

From:眞田

 

これまで何回もブログで数値計測の重要性を訴えています。

 

この塾でも勉強時間をタイマーで測っている人が数名いますが、この習慣はとてもいいと思います。

「勉強時間くらいタイマーで測らなくてもわかるわい」と思う人もいるかもしれませんが、「19時から21時まで勉強したから今日の勉強時間は2時間だな」と判断している人には決してわからないことを、タイマーで計測している人は気づいています。時計を見てざっくり判断するのと、タイマーで計測するのとでは全然違います。

 

何が違うのかを私が言ってしまうと洗脳的になるので、興味のある人は自分でやってみてください。やって何を感じるのか。

自分で確認できるものごとは、人から結論を教わるのではなくて、自分で確かめてみるといいですよ。やっているからこそ、わかることがあります。

人に言われたことや本に書いてあることも、そのまま鵜呑みにするのではなくて、自分で検証するのがいいです。伝えている人もどこかで聞いたことを自分で確かめることをせず、受け売りで伝えていることも多いですから。

 

 

数値計測の最大の目的は、

 

現実認識の向上

 

です。

 

人間の感覚はバグがありますから、ある事象が発生し、何かを感じて、その感情に従って行動したとしても、それは不合理な選択であることがあります。「だってそう感じたんだもん」「私は絶対そう思います」はいいけど、何を根拠にしているかが大事。

その根拠に数値データ等があれば、一貫した判断ができるようになるので、数値計測は大事なのです。

 

これまで何度も繰り返されてきましたし、また必ずあるので実際に自分で感じてみて欲しいですが、

これから高齢者ドライバーによる事故報道が連日のように報道される時期がきます。毎日その報道に触れていると「最近、高齢者ドライバーの事故が多すぎる」「高齢者から免許を取り上げろ」といった感情が出てくるはずです。

 

そのときに、本当にそうなの?と確認するのです。「最近」「多すぎる」というのは実際にデータから読み取れるのかを検討しなくてはなりません。もちろん、「最近」も「多すぎる」も言葉が曖昧なのでしっかり定義して検討します。そうやって考える癖をつけていないと、雰囲気に流されて不正確な判断になってしまう恐れがあります。

 

 

私はよく、周りの人より勉強ができるようになりたければ、やり方が周りと違うこと、量が周りより多いこと、ここを意識しなければならない、と言っています。まあ、当たり前のことを言っているだけですね。

 

私が勉強するならば、数値化して自分の状況を判断して進めていきます。現状把握に有効ですし、計測をしっかりする人は全然いないからです。数値計測をするだけでも十分な優位性があると考えています。

もちろん、数値化するといっても何を数値にして判断するのか、そこはとても重要です。やってみればわかることですが、数値化してデータを管理するだけでも結構なコストになるので、自分なりに重要だと思うところを数字で把握していくのです。

 

とはいっても、記録するのは面倒ですし、意味を感じにくいから、なかなか実行することが難しいです。

中学生にもやってもらっていますが、しっかり記録している子は数名です。正直、中学生はみんなに必要かといったらそうでもなくて、上のレベルの高校に進学したい子にはおすすめしたいです。現状把握しながら進まないと、がむしゃらに勉強しているけど成果が出ないことになりかねません。

 

 

そういえば、もうすぐ中学生は定期テストがありますので、塾での進度を知りたい方には報告書をお送りしたいと思います。ラインで「報告書がほしい」とお伝えください。期限は6/3(土)とさせていただきます。

先ほどお伝えした通り、しっかり記録している子が少なく、「お母さんから進度を知りたいって連絡来たから、表を記入してね」とお願いする必要がありますので、少し時間をいただきます。

また、気になっていること、知りたいことがありましたら、その旨伝えてください。授業報告書にコメントを付してお送りいたします。