顔面偏差値


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※体験授業や保護者面談は基本的に指名があった場合のみ、眞田が担当します


 

From:眞田

 

もう随分前の話ですが、他の塾から移って来てくれた子のお母さんと面談をしていたら、こうおっしゃいました。

「うちの子が、『この塾の生徒は顔面偏差値が高くてびっくりした。自分は下から2番目くらいかな。』と言っていました」

 

そのときは、「いや、そんなことないと思いますよ。気のせいでしょう」と答えたのですが、やっぱりお母さんの発言が気になって、自分なりにこのことについて考えてみたのです。

 

私は自分で言うのもなんですが、責任感が強くて、いや、正確に言うと、責任感が強い面と弱い面の両方あり(これは誰でもそうですね)、塾の仕事でいうと自分の名前でやっている自覚があるので、責任感を感じています。他の仕事では責任感が全くなくて、自分担当の仕事もろくにやらず、他のメンバーに迷惑ばかりかけてしまっているものもあります。

 

この塾に入ってもらう限りは、「成果を出してあげなくてはならない」「成果の出ない塾なんか通わせる意味なんかない」「夢を育むとか、人として成長させるとか、そんなわけのわからんことを掲げる塾は胡散臭い。この塾が提供するものは、学力の向上、その1点のみ」そんなことを強く思っていました。もちろん、今も思っています。

 

でも、現実はこの塾に入ってくれたらどんな子でも成績を上げてあげられるかといったらそうではありません。塾の課題を全然進められない子は、どんなにお母さんにお願いされたところで、無理なのです。

となると、この塾には「ある程度努力できそうな子」に入ってもらう必要があります。少しでも努力できそうな子を見極めるために、目つき、視線の焦点がどこにあるか、顔が引き締まっているか、髪がぼさぼさではないか、服はしわくちゃじゃないか、筆箱の中やかばんの中は整えられているか、こういったことを言語化して事前にチェックポイントとして準備していたわけではありませんが、自然と見ていたように思います。

だとしたら、「偏差値が高めの子」が結果的に集まっているということも、ありえないことではないと考えたのでした。

 

 

そこから派生していろいろと考え、私は基本的に中学生の体験授業は担当しないことにしました。また、保護者面談も担当しないことにしました。LINEの返信もあまりしません(いただいたメッセージのほとんどは目を通しています)。

ただ、私のことを興味深く思ってくださっている方もほんの少しいるような気がしましたので、そういった方はこのブログを読んでくださっているだろうから、このブログにのみ、「指名があったら眞田が担当します」と書くようにしました。保護者面談のお知らせ用紙を塾から配布することがありますが、そこには書いていません。自然とブログを読んでくださっている方としか関わらなくなっていきます。

もうこの塾の保護者様の大半のお顔を知りません。でも、求められたら出る、というのが自然な感じがしてこのままでいいかなとは思っています。

 

ここ最近、授業報告書を送ります、とこのブログから募集して、それをきっかけにして面談にお越しいただけたり、LINEでコミュニケーションを図れたりして、(お会いしたことがない方が多いから)緊張感があって新鮮な感じがしました。コミュニケーションは大事なので、いい機会になったと思います。

また近々次の報告書を送らせていただきますね。私の気のせいかもしれませんが、報告書を送った子の授業態度は変わってきています。やはり、見られている、というのは大きいです。いいところを褒めてあげてください。