2日間の受験勉強


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From:眞田

 

私の娘が中学三年生で今年受験でした。

「高校はどこでもいい」と言っていて、投げやりと言うか自分の能力の低さを自覚しており、そう言うしかない様子でした。親としては心苦しく申し訳ない気持ちです。

 

私には、こうしたい、ああしたいと言わないのですが、珍しく「やっぱり○○高校に行きたい」と言ってきました。私もその話を聞いて、娘に合っている気がしたので賛成しました。

 

受験は何とかなるだろうと気楽に考えていましたが、受験者数が発表されて、思っていた以上に受験者数が多く、定員オーバーしていたことがわかりました。これは勉強が全くできない娘には厳しいと私に焦りが出てきました。でもちょうどその頃、1、2年生の学年末テストがあってなかなか娘の勉強を見てあげることはできませんでした。

ようやく受験日の2日前から受験勉強を始めました。まず過去問をやってみてもらったところ、数学は1、2割くらいしかできませんでした。こんな簡単な問題も解けないのかと愕然とした気持ちとともにここまで放置してしまって申し訳なく思いました。

 

とりあえず私は過去問を10年分くらい見てどんな問題が出るのかを確認し、出題されそうな問題を教えていきました。しっかりわかる必要はありません。とりあえず答えさえ合っていればいいので、娘用にカスタマイズして解法を教えていきました。

当たり前ですが₁日だけでは足りません。翌日も朝から一緒に勉強しました。学校には申し訳ないですが遅刻させてもらい、朝2,3時間勉強してから学校にいき、帰ってからも勉強しました。そして翌日試験です。

 

「だいぶできるようになったけど大丈夫だろうか」と不安な気持ちで娘の帰りを待ちました。帰ってきた娘は受験問題を取り出して、「書くだけ書いたけどどうかなあ」と私に見せてきました。これが出るだろうと想定し、何度も練習した問題が出題されており、数学は6割は正解していました。

これまで練習でやってきた中で一番の出来だったので、それがうれしかったです。これなら合格するだろうと安心しました。そして無事に合格しました。娘にとっては初めてといってもいいくらいの成功体験だっただろうと思います。

 

この経験で私が学んだことは、

・2日前ではなく₁週間前から受験勉強に取り組んだ方が良い

・隣について、どこにつまづきがあるのかを感じ取ってすぐに教える。その子のレベル、課題を感じ取って、適切な課題を与える。そしてできるようになるまで、安定的に解けるようになるまで繰り返す。そうすると成果は出やすい。

 

そんなことを学びました。