あてものではない
From : 眞田
先週、東部中学のテストが終わり、今日から、田原、赤羽根、福江とテストが開始されます。
テスト勉強は、基本的に自分が納得いくやり方で、思う存分勉強してテストに臨んでくれたらいいのですが、昨日の田原の3年生には、点数が取れない気がしたので、少し強調して具体的な勉強の方法を指示しました。結果的にはそれがうまくはまったので、昨日塾に来て勉強してくれた子はいい点が取れたはずです。「100点かもしれない」と笑顔の子もいましたし、うれしそうな顔が見られると、私もうれしいです。
今回はうまくいきましたが、たまたまです。私の言うことはどちらかというと外れることが多いです。「この問題はでるから勉強しておいてください」と言っても出ないことなんてたくさんあります。そんなものです。将来のことはあてものではありません。
「予想してそれに対応できるように勉強する」のではなく「可能性を考えて勉強する」のです。両者は似ていますが、私に言わせれば態度が違います。
「ワークの丸暗記なんか頭が悪くなるからするな」と丸暗記勉強を私は否定していますが、この塾の生徒の多くはワークを頑張って覚えています。この様子から、おそらくほかの塾の子も塾にいっていない子もワークを頑張って覚える勉強をしているのだろうと想像できます。現にワークからたくさん出題されたときのテストは平均点が高く、ワークからの出題が少ないと平均点が下がるので、おそらくそうでしょう。
ワークしか勉強しないというのは、ワークにフルベットしているということ。フルベットは負ける人の典型的な行動パターンです。
勝つ人はフルベットをするのではなくて、リスク管理を考えます。
自分なりに色々と考えてみてください。