優しさの力
From:眞田
優しさはすごい力を持っています。
みんな、優しさに心地よさを覚え、優しさを求めています。
優しさへの欲求はとても強いですから、優しい人が優しく言えば、仮にその教えが間違っていても信じてしまうかもしれません。
教えが間違っていることに気づいたとしても、それでもいいんだ、と思わせるくらい、優しさの力は強烈です。
大人は子供より人生経験がありますから、正しい、間違っている、の判断ができてしまうことがあり(その判断が正しいかどうかは別の話)、その正論を子供に押し付けたくなってしまいます。
でも、正しさへの欲求より、優しさへの欲求が強いことが多いので、優しさがなく、ただ正論を繰り返し伝えても、子供は受け入れずに離れてしまうことが考えられます。
そんなときに、子供の目の前に優しさを振りまく人が現れれば(笑顔、優しい言葉、責めない、現状を肯定してあげる、など)、子供の心は親の元に戻ってこないかもしれません。
単なる見かけの優しさは、私は、優しさではないと思いますが、そんなことを説明したところで子供の耳には届きません。
大人は、正しく、優しく、ある必要があります。この二つを同時に満たしていないと、うまく導いてあげることができません。
今回は自分に言い聞かせるつもりでブログを書いてみました。最近、子供への優しさが足りていないなあと反省したのです。