反省・振り返り

今回のテストでは何がダメで、次回はどう変えていったらよいのか、これを考える必要があります。これは本当に本当に大事なことなんだけれど、ほとんどの人ができていません。この思考をするからこそ、少しずつ進化していけるのです。

「やったー!」「残念!」で終わるなんてもったいない。結果はコントロールできないし、あとから変更できるものではありませんから、テスト終了のチャイムがなったら、もうどうでもいいのです。気合を入れて、想いをぶつけて、恋い焦がれて臨んだテストでも、終わったらどうでもいいのです。あれだけ執着していたものでも、さらっと忘れて次に向かいます。終わった恋人のことを気にしていたら、次のいい恋はできません。今回の恋人が何がダメだったのかを反省・振り返りをすることで、次はもっと素敵な恋人に出会うことができるのです(たぶん)。

私はこのテスト週間中に途中からモヤモヤしたものを感じていました。その原因が何なのかわからなかったのですが、ようやくこれだ、と思うものが見つかったので、改善案を考えてすぐに実行に移しました。

準備が満足いくものであったとはいえないのですが、そうはいっても終わったものは仕方ないので、気持ちを切り替えて次のテストにこの反省を生かしていきます。まだテストが残っている学校もありますので、まずその子たちへの対応を変えていきます。

反省して、改善点を考えることは大切なことなので、生徒にも考えてもらおうかな。

ただ、ちょっと今頭の中で趣味レーションしてみたら、

「凡ミスが多すぎた → ミスしないように丁寧に解く 問題文をよく読む」

「因数分解が理解できていなかった → 理解してテストに臨む」

のような内容ばかりを書くのではないかと思いました。

さらに、成績が下位の子になってくると、

「勉強が足りなかった → もっと勉強する」

「集中力が足りなかった → 集中して勉強する」

なんて書いてきそうです。

この部分の思考は、英語や数学などの教科の知識や理解よりも上流に位置するものです。上流にあればあるほど枝葉末節への波及効果が高いので、やる価値があると感じています。まずは付き合ってくれそうな数名に声を掛けてみて、お試しでやってみようと思います。