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From:眞田
私は、運動については、秀でているものがある、教える価値があるスキルがある、とは全然思っていないので、教えることはありません(できません)。
ただ、勉強も運動も「教える」ことに関しては共通しているところもあるので、練習の様子を見ながら、指導者と子供のやり取りを見ながら、参考にはしています。
練習を見るのは、教えることに関して客観的になれるいい機会なのです。
先日、野球の指導をしている方と話していて、コーチは子供にフォームの指導などをするが、それによって改善していくのか、と尋ねました。
「正直、難しい面もある。たくさん言いすぎるとぐちゃくちゃになるから、アドバイスするにしても1つにしている」と言っていました。
正しいアドバイスであったとしても、それが実行できるかどうかはまた別ですし、あまり言いすぎても、指導者の目が気になって、やりたいようにやれなくなってしまいます。人を指導するっていろいろと難しいです。
私は勉強の仕方については、基本的にあまり言わないようにしています。言うにしても軽くいうだけで、後は本人に任せます。レベルの高い高校に行きたいと伝えてくれている子には、様子を見ながらダメ出しをすることもあります。
何でその勉強方法を選択するかというと、そのやり方でやりたいからです。やりたい方法があるのに、それは違うとしつこく言ってしまうと塾での勉強がやりづらくなってしまいます。
それなら自分の中で疑問が出るまでその方法を続けてもらったらいいと思っています。
私は定期テスト勉強として、学校のワークをひたすら繰り返して暗記する勉強は頭を悪くしそうで好きではないのですが、それをやりたいならやったらいいのです。私ができるのは軽い提案のみ。その提案を採用してくれる様子がなければ、こちらの言うことはあまり聞きたくないのだな、と判断してそれ以上は言わないようにしています(言うことを聞かないことに、全然怒ってはいないですよ。私自身やりたいようにやりたいタイプなので、やりたい気持ちを尊重します)。
生徒の理解度は、問題を正解しているかどうか、どんな間違え方をしているのか、まずはそういったところで私は判断しています。だから、間違えたものはそのままにしてもらえると把握しやすいのですが、消してしまう子もいます。
それは、自分が頭悪いと思われたくない、理解できていないと思われたくない、理解度を探られたくない、という気持ちの表れなので、私としてはできればやめてほしいけど、その方がやりやすいならそれでいいや、と思います。その場合は、何がわかっているのか、何が分かっていないのかがさっぱりわかりませんので、「わからないところあった?」と本人に尋ねて、わからないと言ってくれたところを教えます。
そうはいっても、テストをするのでそこで理解度はわかるのですけどね。
一番できるあの子が間違えているのに、この子はなぜ正解しているのだろう、と思うこともあったりするのですが、私自身コンプレックスの塊みたいなものですから、気持ちも分からなくもないです。
まずは勉強をやることが大事なので、自分がやりやすいやり方でやっていきましょう。