パパ、にっこり

  • 体験授業を希望される方は以下のバナーをクリックしてください。


 

ブログの過去記事はこちら

 

From:眞田

 

幸運なことに子供のアメリカ留学が決定しました。

留学試験後の落胆ぶりから、不合格を覚悟し、枠が空いていたら、インドに留学させようと考えていたところ、アメリカ合格の電話がきました。「ありがとうございます!嬉しいですぅ~。出発までに英語ぺらぺらにしておきますね♪」と言っておきました。

ここのところアメリカは英語が話せない留学生に厳しいらしく、特に日本人は英語が話せないし、英語以前にそもそものコミュニケーションスキルが低いので、バカ扱いされるようです。英語が話せないジャパニーズはお断り!と強く言われているようなので、本当にしっかり準備しておかなくてはなりません。

 

まだトランプアメリカがビザ発給してくれるかわからないところがありますが、とりあえずよかったです。

 

これで1年間の休学が決まりました。学校の方針として留学は単位認定されませんので、わかりやすく表現すると、留年が決定です。

 

高校生の留学はあまり聞きません。留学といったら、大学でいくイメージがあります。

一番の理由は大学受験に不利になることが多いからです。留学団体は、留学いっても大学には現役で進学できると言っていますが、難関大学は現実的に難しい。進学先の多くは私立大学になります。

もちろん、一般入試で東京大学をはじめとする難関国立大学に合格する方もいますが少数です。

 

確か、時習館高校は留学する場合は単位認定してくれるので、留年せずに3年間で卒業できたと思います。でも行く人は数年に一人くらいだったはずだと思いますが、最近のことはわかりません。

単位くれたとしても、いい大学にいけるわけではありませんので、学力優秀層は積極的にいこうとはしません。進学校だからこそ大学受験がネックになるのです。

高校って大学受験のためにいくところではありませんから、それを考えると、中高一貫で時間にゆとりがあるのはいいなあと思います。留学にもいきやすいでしょう。おそらく時習館中学、高校は留学を勧めていくことになると思います。

もとから国際交流が盛んな学校ではありますし、時習館高校は国際バカロレア認定校です。

 

子供の学校は留学の単位認定していませんので、留学=留年となります。だからこそ、安心して留学にいけます(親の立場としたら)。まあ別に単位認定してもらって卒業して、一浪するというのでもいいのですが。

 

私が親として、塾の先生として考えることは、首都圏のトップ中高一貫私立校の天才たちとの勝負をどうするのか、です。勝ち組遺伝子+レベルの高い教育を受けてきた猛者たち。敵が強すぎます。

昔は東京大学は地方の秀才たちが集まっていました。しかし、今は地方出身者の割合が少なくなってきました。東京生まれのサラブレッドたちに占められています。東北大学、名古屋大学などの地方旧帝大にも、東京のトップ私立高が触手を伸ばし始めました。

頑張れば何とかなるの話ではない。どうやって勝つか、しっかり戦略を事前に考えなくてはなりません。子供には私が考えていることをまだ話していないですし、ヤツはお気楽星人なので何も考えていないはずですが、私としては、留学は大学受験戦略の一環です。