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From:眞田
文部科学省が「主体的に学習に取り組む態度」を評定の対象から外すなどの評価基準見直し方針が示され、話題となりました。
まだ準備段階とのことですが、まず、この基準は見直されるでしょう。頭のいい官僚様は、はじめからこんな評価制度はおかしいと思っていたはずです。
彼らは東京大学受験の際には、明確な判断基準を作ることを主眼に置いて勉強していたと思うのです。
たくさんの問題にあたって、高速に適切に処理できるように対処方法を作り上げるのが、まさに「勉強」である。曖昧な基準なんか自分の中に作るわけがありません。
でも、「勉強がすべてではない」「勉強ができても素晴らしい人間になるとは限らない」「テスト以外に評価ポイントが必要だ」などと、評価とは何なのかを考えられない人たちの大きな大きな声に押されてしまい、主体性、というわけのわからない評価項目を作ることになったのだと思います。
その結果、評価は曖昧なものになってしまい、公平性を欠いてしまった。そして、現場の先生方に大きな負担をかけることになってしまいました。
内申点の評価はテストの点数のみでいい、と私はずっと言い続けて、それがようやく実現されそうです。これで実力のある子が現状よりは適切に評価される(内申点がつく)ことになります。
我が子の学校は基本的にテストの点数のみで評定が決まるようです。80点以上なら5のように決められていて、テストが返ってきた段階で自分の評定がわかるようになっています。
ばちっと評価は決まるので、クラス全員が5になることもあるし、1点足りなくて1になることもある(さすがに、1点足りなくて内申点1は救済処置があると思いますが、詳しくは知りません)。ある意味、同情が通用しない、実力だけの勝負の厳しい世界です。でもこういう方がわかりやすくていいです。







