可能性の見積もり 2

 

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From:眞田

 

昨日のブログを書いて、想起したことがあったので、それを書こうと思います。たぶん、参考にはなりません。

 

教育する側が気をつけなければならないのが、その子の能力を大きく超えていることを指示しているか、ということです。

今できないことは、練習して努力してできるように頑張るのですが、人はそれぞれ能力が違いますので、教育する側がこれくらいはできるだろう、と思っていることでも、できないこともあります。

どんなに頑張っても、できないかもしれない。こっちは簡単だと思っていることでもできないかもしれない。

 

 

私は勉強を教えるとき、ただ「わかりません」は許さず、どこまでが分かって、どこがわからないのか、そして今どの部分に混乱を感じているのか、この計算式の意味は何なのか、など、まず自分の口で説明することを求めるので、私から教わることに負担を感じている子もいるだろうという自覚はあります。

ただ、頭の片隅に、「この子は、そもそも考えることが苦手な子かもしれない」とは思いはあり、これ以上突っ込むと厳しそうだなと思う時は、引きます。

 

 

自分の子だと他人以上(自分の子も他人ですが)に行動や結果を求めてしまいます。どの程度まで求めても大丈夫そうなのか、そこらへんの判断が難しいのですが、私は今は結構すっきりしています。

 

すっきりしたきっかけは、今年の春にIQテストを息子と受けたことにありました。ノリで受けてみたのです。

 

結果は、息子は私よりスコアが2高かったです。ただ興味本位で受けたテストですが、このときに「ということは、勉強に関しては自分ができることは息子に求めてもよさそうだ」と思いました。

 

私が、〇カ月で英検に合格した、TOEICスコア〇点取った、という結果があったとしたら、同じ勉強法、同じ勉強期間で同じような結果が出ることを期待してもいいかなあと思っています。たぶん息子も、自分よりIQの低いお父さんができるなら自分もできるだろうと思うでしょう。

 

IQテストが地頭を表すとは限らないと思いますが、数値で表れることで、すっきりしました。

 

去年一緒に勉強していて、高校入試くらいは私も問題が解けるので、一緒にテストをしたとしても点数に優劣はつかないのですが、ときおり、「あれ?こいつ、俺より上かもしれない」と感じることがありました。

 

 

一緒に勉強していると自分より上かどうかはわかるものです。スポーツだって、チームメイトと自分の力の差はわかる。チームメイトでなくても、大会などにいって、試合前の練習の様子を見ていれば、すぐにこのチームは強いぞ、とかはすぐわかります。

テスト結果を見ると、確か、数学的なスコアはほとんど私を上回っていたと思うので(詳しいことは忘れました)、やはりそうだったのか、と合点がいきました。自分の感覚は正しいことがわかり嬉しかったです。