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From:眞田
高校の同窓会に参加してきました。これまでは同窓会に参加していなかったですが、今回は行こうと思いました。
私は今年40歳になりましたし、どうしても人生折返しを意識してしまいます。
同級生はこれから増えることはありませんし、今のうちに会って感謝を伝えたい、今だからこそ話せることを話しておきたい、そう思って「同窓会の案内状、出席に丸をつーけたー」のでした。
歳を重ねているので、見た目は20年前と変わっているかもしれませんが、一瞬で「あのとき」に戻れるのは最高です。
同じ空気を吸って、同じ景色を見て、同じ思い出を共有できる仲間はやっぱりいいなあと思いました。
田原に住んでいる人は少なく、学校の先生になっている方が多かったです。私がちょうど生徒から質問を受けてうまく答えられなかった問題があったので、学校の先生にそれを質問して教えてもらいました 笑。ありがとう。
去年、中学3年だったの息子の授業、進路を担当してくれていたのが高校時代の友達でした。
進路関係では、息子用(というか私用)に出願の手続きをわかりやすくまとめた資料をくれて、おかげで迷うことなく手続きすることができました。
運よく優秀な友達が息子の学年担当になってくれて本当に心強かったです。感謝してもしきれないですが、改めて感謝を伝えました。
そして、私の今の仕事をする大きなきっかけとなったSさんにも感謝を伝えようと思いました。 「できる子の勉強法」
眞田「ねえ、Sちゃん、Sちゃんってさあ、高校のとき勉強苦手だったでしょ?」
S「そう、苦手だった。でも、数学だけは得意だったの!!」
眞田「え?数学も苦手で、赤点だったんだけど・・・それで僕が勉強を教えてたんだけど・・・覚えてない?」
S「え?教わってたの?全然覚えてない!覚えてないけど、教えてくれていたんだったとしたらありがとう」
(あれ?思ってたんと全然ちゃう・・・)
眞田「そう、教えていたの。授業後に一緒に勉強していたの。それで、98点取って学年1位になったんだけど、僕が95点で2位・・・もしかしたらそれも覚えていない?」
S「え?私が1位?そんなことあったっけ?全然覚えてない。私すごいじゃん!」
私は、Sさんにとって、数学で1位を取ったことは大きな出来事だと思っていたのですが、全くの勘違いでした。記憶に残らないほど些細なことだったようです。
眞田「覚えていないんだ・・・。僕にとってはSちゃんが1位を取ってくれたことがすごく嬉しくて、感動して、その感動を味わいたくて今教える仕事をしています。僕にとっては人生を左右する大きな出来事でした。今だにSちゃんを超える実績を出せていなくて、今のところ一番の生徒です。ありがとうございました。」
20年間これを言えてなくて、運よくSさんが来てくれていたので、20年越しの感謝を伝えることができました。
S「私は覚えてないけど、そう言ってもらえると涙が出そう。こちらこそ、ありがとう」そう言ってもらえました。
私はまだまだ話足りないので、また参加したいです。
みんな、元気に、笑ってまた会えるように。今回参加できなかった人も参加できるように。そんなことを願いながら帰りました。