大人になる方法

 

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From:眞田

 

生徒が「お母さんに、『先生に大人になる方法を聞いてきなさい』って言われた」と私に言いました。

私は「早く大人になりたいなら、ご飯3杯食べなさい」と答えたのですが、ここでちゃんとお答えしておこうと思います。

 

流れとしては、

以前私が「〇〇さんは才能あるけど、まだおこちゃまだから、勉強で成果が出るのはまだまだ先だね~」という話をして、「先生にこんなこと言われた」→「それなら大人になる方法を聞いてきなさい」です。

 

 

結論から先に言うと、私は精神面を成長させる方法とか勉強に向かわせる方法とか、そういったものは知らないです。だから、私は何もできません。

 

ここは理解されづらいのかもしれませんが、私は勉強に向かわせる方法は知らないし、それを追い求めようとも思いません。

 

それには、「思想」が関わっています。

私の根底にあるのは「トレンドフォロー」です。流れに身を任せる。

 

「I’m a trend follower.」これを自分に言い聞かせています。これから座右の銘は何?と聞かれたら、これを答えようかな。でも、言われた方は意味わからないだろう・・・

 

私が理系を押しているのも、理系トレンドが生まれていて、文部科学省も「力入れていくよ」と宣言しているからです。「成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金による継続的支援

 

 

それで、私が考えていることを全てここに書くのは、結構大変なので、以前に書いた記事を紹介します。

 

待つ 1

待つ 2

 

自分の子であっても、この方針です。昨年は運よくやる気を出してくれたから、勉強を一緒に頑張りましたが、やる気がないままだったら、やりようがありませんでした。

 

 

息子が勉強をやらなくて、私が困っている様子の記事も見つけました。

 

期待と失望

 

このときは確か内申点に2が付いていた科目もありました。

でも進学校を目指すトレンドが運よく発生したので、私はフルレバでベットしたのです。

記事をみると、この時の私は岡崎高校や時習館高校を諦めていたのですね。こんな感じで後から振り返られるのは、日記のいいところです。懐かしい。

 

期待と失望 2

 

もいい記事なので(←自分で言うな)紹介しておきます。これは中学生には難しいかもしれません。

 

 

ちょっと散らかりすぎたから話を戻すと、

大人から見たら、子は未熟な面が多いから、色々と言いたくなることもあると思いますが、私は見守る方針でいいのではないかと考えています。

 

子にああだこうだいうよりも、大人が自分自身のことをきっちりやる方がいいのではないでしょうか。

 

思春期を迎えると、身体は発達していき、それとともに知能も発達していきます。知能が発達した子の目に大人はどう映っているだろうか。

これまでてきとうな言葉で言いくるめられていた子でも、次第に真実を見抜く目が開き始めます。「一言で大人って言っても、実力差は激しいぞ。だめなやつは大人でもだめだ。」なんてすぐわかってしまいます。

 

自分の人生を生きず、自分のやるべきことをやらず、自分の将来のことを考えておらず、そんな大人が「今勉強しないと将来大変だよ」と注意したところで説得力がありません。

 

魅力的に生きていたら、放っておいても、子は大人にアドバイスを求めてくるでしょう。

 

今こうやって書いている言葉はまさに自分に返ってくるので、「それならお前はどうなんだ」と言われてしまったら最後、白旗を掲げて投降するしかないのですが(汗)、でもこれが真実だと思います。