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From:眞田
塾の生徒が学校の先生に質問したところ「全然考えていませんね。内申点下がるかもしれませんよ」というようなことを言われたといっていました(正確な言葉はもう忘れました。違うかもしれません)。
中学生にはまだ経験が少なくて全然ピンとこないかもしれませんが(たぶん、大人はわかる)、質問って安易にするものではないですよ。もしかしたら、これは立場が分かれるかもしれないですが、私は「安易に質問すべきではない」という立場です。
これについては以前ブログに書いたので、暇な人は過去のブログを見てもらいたいですが(消したかもしれません)、私は何度か「質問をする際は注意しろ」とブログ内で言っていると思います。
これはね、質問って自分の頭の中を相手に見せる行為になるのですよ。質問を受けた相手は一瞬のうちに「こいつ全然考えていないな」「かなり浅い」「この人、頭いいぞ」「この人は他と違う」と見抜いてしまう。それによって関係が切れたり、相手の興味が一瞬で無くなったりするので、質問する場合は注意しなくてはならない。
私も生徒のレベル感は質問で測っています。定期テストの点数ではありません。質問の内容によって「この子は伸びるな 伸び悩むな」など判断しています。そしてその質問の質に合わせて、伝える内容を調整しています。
「質問はしてはいけないってことですか?それならわからない問題はずっとわからないままじゃないですか!」と思う人がいるかもしれませんが、そういうことではなくてね。もしかしたら、これは少し難しい話なのかもしれません。
考えられる子は、質問をするときには何に気をつけたらいいのか、少し考えてみてください。
先生に指摘されたその子はいい経験をしましたね。次は先生に「よく考えましたね。とてもいい質問です」と言わせましょう。