小手先は、しょせん小手先

 


体験授業を希望される方は以下のバナーをクリックしてください。


 

ブログの過去記事はこちら

 

From:眞田

 

私はよく外食にいきます。

もう2人の子供は高校生なので、動物園に遊びにいこうと言っても付き合ってくれません。

 

でも、ご飯食べにいこう、ならついてきてくれるので、外食は私の貴重な子供たちとの時間になります。

 

息子にも、社会経験としていろいろなご飯を食べにいこう、と言って、ここのところは1週間に1回は会いにいっています。初めは自分たちの行きたいところにいっていたのですが、どうしても、焼肉、ラーメン、とんかつなどの男っぽい料理ばかりを選択してしまいます。

だから、敢えて普段はいかなさそうなお店を選んで、行くようにしました。お店はもうすでにいくつかリストアップしてあるので、これからご飯を食べに行くのが楽しみです。

 

先週は、メキシコ料理、今週はインドネシア料理を食べにいってきました。

 

インドネシア料理 ナシゴレンと名前忘れた。ともに地元の人はよく食べている料理らしいです。

 

 

 

飲食店の選択はグーグルマップなどを見て決めています。この時間も楽しい。どうしても評価が高いところが目に留まり、そこに行きたくなります。

 

なぜこの店は高評価なのか、それを考えながらお店を観察してみるととても面白いです。「あ~、なるほど。ここで高評価を取っているのか~」とわかる(あくまで推測でしかありませんが)。高評価のお店ばかりを巡っていると色々気づきがあります。

 

高評価の理由は、おいしい、接客がいい、などありますが、これまでの私の経験上、一番多い理由は、高評価をもらえるような施策が用意されている、ですね。表現が適切かどうかわかりませんが、高評価をしてもらえるような半強制的な仕組みがあるということです。

 

Googleマップで高評価を集めるのはMEO(Map Engine Optimization)の1つで重要なマーケティング施策の1つになります。私が飲食店を経営していたとしたら、ここはかなり力を入れていくことでしょう。

 

ただし、MEOはあくまでもマーケティング施策の1つです。マーケティングがうまくいったとしても、本質のサービスがよくなければ、それは逆にダメな広告をしていることになります。

 

正直、高評価のお店にいって、感動することよりも、少しがっかりすることが私は多いです。今は評価が高すぎるところは逆に警戒してしまします(評価が異常に高いところほど、仕組みが整っているところが多い)。

高評価であれば、1度は訪問してもらえます。でも、そこで客の期待を超えなければ・・・2度目の来店はありません。だから、高評価を集めることに意識が向きすぎると、リピーターを獲得できずに、ずっと焼畑農業が続いてしまいます。リピーターはめちゃくちゃ大事なので、ここは重要な指標として数値管理する必要があるのではないか。

 

これは塾にもまったく同じことが言えます。

ホームページや広告でとてもいいこと言って、体験授業でも頑張っていい塾だと思わせて、入塾してもらったとしても、入塾後のサービスがいまいちだったら、がっかりさせてしまいます。

だから私は、体験授業のときなんかは80%くらいで接します。今はうちの体験授業は通常塾生とほぼ同じような勉強をしてもらうことにしていますが、私は、体験授業の子よりも塾生の子の方と多くコミュニケーションを取っています。生徒の中には、体験授業の子にあまり教えてないけどいいのかな?と思っている子もいるかもしれない。

でも過剰サービスして入ってもらったところで、その子だけ付きっきりに教えるわけにはいかないのだから、少なくとも私は、少し接するくらいでいいのです。この塾の強みは学習システムにあるのだから、それを塾生と同じように経験してもらって、成績が上がっていく感じがするか、この勉強を続けたいかどうか、それを判断してもらえばいいのです。

 

そもそも塾はそんなに頻繁に変えるものではありませんから、だからこそ、期待値調整はこちらがしっかりしなくてはなりません。

そしてまた、本質の教育サービスをいいものにする。マーケを頑張るよりも(それも大事だが)、評判を聞きつけて入塾してくださった方をがっかりさせないように、本質部分を頑張る。ダメな部分をどんどん改善していく。より支持されるサービスを提供していく。ここにつきます。

 

たくさん外食していると、自分の仕事について振り返ることになるので、それもいい機会になります。