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From:眞田
生徒がこの夏休みを利用してオープンキャンパスに行ってきたようです。
感想を聞いてみると、「A大学の研究室は立派だった。B大学はA大学に比べたら設備が整っていないようだった」と言っていました。
大学は偏差値やネームバリューで決めてしまいがちですが、理系の場合は、自分が学びたいことが学べるのか、研究環境は充実しているのか、こちらを重視して決めた方がいいと思います。だから、ぜひ、実際に見学に行ってみてほしいです。基本的に私立大学より国立大学の方が研究施設は充実している傾向があります。
を見てみると、理系大学の強さがわかります。また、特に理系単科大学はここ数年の伸びがすごいです。
豊田工業大学
名古屋工業大学
電気通信大学
九州工業大学
芝浦工業大学
京都工芸繊維大学
豊橋技術科学大学
これらの大学は知らない人も多いと思います。知らない人にとっては名前を聞いたら「全部私立大学かな?」と思うかもしれません。ネームバリューは(世間的に)全然ありませんが、実力者たちです。
もちろん、こんないい大学は受験生が放っておくことはなく、人気が上がっていて入るのは簡単ではありません。芝浦工業大学はMARCHを抜いて東京理科大と並ぶ立ち位置にくるかもしれません。
こういった大学は当たり前ですが、研究施設が整っており(実際に見たことがあるわけではないので、ご自身で確認してください)、教育もしっかりしています。だから企業からの人気が高いのです。
理系は全般的に研究施設や教授を調べてもらいたいですが、特にここ最近人気急上昇の情報系の学部は注意です。時代の要請もあり、色々な大学で情報系の名前がついた学部ができています。しかし、学部名は自由にそれぞれの大学が名乗ってもいいので、情報系の学部名だったとしても大学によって全然やることは違っていたりします。
例えば一流大学で比較すると、一橋大学のソーシャルデータサイエンス学部は情報系の教授は多くなく、情報工学をゴリゴリ学ぶところではないのがHPを見ればわかります。一方、東京科学大学(東京工業大学)の情報理工学院は情報工学系の教授がほとんどです。
本気度は情報系の教授の人数が参考になるかもしれません。
ということで、特に理系志望者は、学部名を見て雰囲気で決めるのではなく、しっかり学ぶこと、研究室、教授等を調べた上で、受験校を決定することをお勧めします。