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From:眞田
今年は理系を勧める記事を多く書いている気がしますが、これはみんな理系を選ぶべきだ、ということではありません。
世の中の流れとして、かつてないほど理高文低の時代であり、国も理系に予算を入れ始めたから、これからしばらくはこの傾向が続きそう、というのをお伝えしたいだけです。
誰もが理系に進むべきだなんて全然思いません。なぜなら理系は入って終わりではないからです(文系もそうかもしれませんが、理系の方が入ってから勉強、研究が大変なことが多い)。
人には得意不得意があり、どうしても自分は数学が苦手だ、という子もいるでしょう。そういう子が、今は理系の時代だから、というだけで理系を選んでしまったら大変です。大学は自分でやるしかないから、どんなに努力しても全然できない、となったら退学しか道はなくなってしまう可能性があります。
本当に理系科目が苦手な子は、理系学部を選ぶべきではないと私は思います。
少し前に、AIの研究をしている教授に話を聞きましたが、AIは数学そのものだから、数学ができなければ話にならない、とおっしゃっていました。
私はAIとはどんな仕組みなのか全くわからず、だから、数学ができないとだめ、というのも全然ピンとこないのですが、そういうことだそうです。
あと、これも念のため補足をしておくと、以前紹介した有名企業400社就職ランキングですが、ここにランキング上位に位置している大学ほどいい大学である、というわけではありません。
あくまでも400社に就職した百分率のランキングです。公務員や病院などはここに含まれません。だからどうしても公務員(教職含む)や医療系に就職する人が多い大学はランクが低くなってしまいます。
国や地方自治体も大きな組織ではありますから、こういったところも有名大企業の中に含めるとランキングはガラッと変わります。