素晴らしい才能を発見


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From:眞田

 

夏期講習ではレベルの高い受験問題を使って勉強してもらっています。

勉強の様子を見ていると、その子がどういったことを考えて勉強しているのかが分かるので、受験校をどうしたらいいのか、私が考える上でとても参考になります。

 

参考にするといっても、私は好きなところを受験したらいいと思っているので、私から見て難しいと思ってもそれは基本的に言いません。相談されたら、思っていることを伝えますが、行きたい高校があるなら合格できるように頑張ればいいだけです。

時習館高校を受験したいという子には、それなら岡崎高校、時習館高校で受験した方がいいと思うので、それは伝えます。力が付いたら、時習館高校は十分滑り止めになると思います。昨年は確か90名くらいが時習館を第2志望にしていたと思います。

 

そもそも時習館高校にいきたいという子は、その先の大学もいい大学を考えているはずです。だとしたら、よりレベルの高い高校に進学した方が私は良いと思います。

「どの大学にいけるかは、本人の頑張り次第」と言ったらその通りではありますが、現実的にどの高校にいくかで大学は決まってしまいます(私の独断と偏見です)

 

とりあえず、どこの高校を受験するにも力をつけるのみです。あとこれは全然強制ではないのですが、可能な子は、大学受験を念頭に、高校数学もやりたいです。

 

 

 

それで、私は一人一人の勉強を黙って見ているわけですよ。心の中であれこれ思いながらじーっと観察しています。

7月は中学3年生に一人いい才能を持った子を見つけました。もともとできる子だとは思っていましたけど、思っていた以上にいいなあと、良さを再確認しました。

でも私はその子には何も言っていない。褒めてもいない。ただじっと見て観察しているだけ。この子いいなあ、時習館も可能性あるなあと思っているだけ。

 

勉強の仕方を気にしている人は多いですが、手法それ自体よりも、手法を運用する人の思考、判断の方が大事です。何も考えていない人に手法を教えても扱えません。全然成果がでません。

仮に「赤シートを使って勉強するといいよ」と言ったとしても、場合によっては、自分なりに微調整したり、別の方法にした方がいいことだってあるはずです。何も考えず、緑ペンで塗って、赤シートで隠して、この勉強を続ける人は受験で勝てません。

 

勉強の手法が悪いというよりは、手法運用者の自分自身の思考レベルが低い、と言えることもあると思うので、常になぜそうするのか「根拠」に基づいて判断する癖をつけていってください。