読む気失せるゼ


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From:眞田

 

塾のアプリで中学生向けに、入試に関するお知らせを送りました。ある生徒に「読んだ?」と尋ねたら、「途中まで読みました。でも途中で諦めました」と言われました。

そう言われて、送った文章は長かったかな?と振り返りました。確かに、長いと言えば長いかもしれませんが、私は文章を書くのが苦手ではなく、あれくらいはそんな長い文章のつもりではありませんでした。人によっては「長くて読んでられねー」と思うのかもしれません。

 

ただ、文章を読めない人がそこそこいるのはわかっているつもりです。これは大人になるまで気づきませんでした。文字通りの「文章を読む」ことは日本人はほぼ100%できますが、意味を読み取ることはできない人が想像以上に多いです。センター試験国語の平均点が100点程度だったということからも、ほとんどの日本人が文章をしっかり読み取れていないことがわかります。え?ボク?現役のときは現代文は半分の50点だったよ(*´з`)国語得意だったんだけどなー

 

「もう政府は面倒見切れないから、個々人で老後資金を準備してね!!」と現役世代の年金給付を諦めて個人お任せしようとして始まったiDeCoやNISAの口座開設も、おそらく、できない人も相当数いるはずです。請求する段階、書類提出の段階、などで止まってしまう人も多いでしょう。

マイナンバーカードを作るよ!と政府が一斉に声掛けしたときなんかは、お知らせや手順が読めない人が多くて、市役所の職員さんは大変だっただろうと思います。(でも、こういったところのサポートは必要だと思います)

 

文字が読めない人が多いからこそ、このホームページでは「文字を多く」「文章を多く」を意識しています。私としては仕事をしていく上で、文章を読める方とお付き合いできる方がやりやすいからです。連絡はほとんど文字を使って行われますし、文章が読めない、意味がわからない、となったら難しい。だからあらかじめ「文字が多い塾ですよ」(←なんだそれ)と伝えておいた方がよい。

 

ということで、せっかく文章を書いたのに、生徒に読んでもらえていなくて、悲しくなっている私でした。