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From:眞田
中学生で(高校生も)将来の夢が決まっている子は少ないです。
でも私は、そういうものだと思うので、決まってなかったとしても問題ない、それが普通だと思います。
そうはいっても、高校で少し方向が決まってくるのも事実です。
偏差値の高い普通科に行くのか、そこそこの普通科にいくのか、入りやすい普通科にいくのか、商業科にいくのか、生活科にいくのか、農業科にいくのか、水産科にいくのか、工業科にいくのか
で変わってきます。
普通科を選択する場合、たいていは大学進学を考えていると思います。
偏差値が高くない私立大学に入れたらいいや、ということだったら、どこでもいいかもしれませんが、できるだけ国立大学に入りたいということだったら、高校選択の時点でできるだけ偏差値の高い高校に入った方がいいでしょう。
どの高校に入るかで国立大学に進学できる可能性が変わってくるからです。
どの高校に入ろうと自分がどれだけ受験勉強を頑張るかだけの話、と言ったらそうではあるのですが、現実的に周りの環境の影響を受けない人はいません。所属する集団の平均に収束していくのです(アベレージ効果)。仲のいい友達5人の平均年収が自分の平均年収と一致する、というのはよく聞く話であり、これが平均化の法則です。
特に重要なのは友達です。友達の影響はとても大きいので、優秀な人がたくさんいる環境に入った方がいいです。友達が優秀だと自分も優秀になっていきます。
私は子供とこんなことを話し合って、おおまかな方針を決めてもらっています。
・人間の労働寿命よりも企業の寿命が短くなった
・終身雇用、年功序列が崩壊した
・仕事内容の高度化 肉体労働と頭脳労働の格差
・「気合と根性だけはあります」が通用しなくなってきている。スキルがないと話にならない。
・国が理系人材の育成に力を入れ始めた。国が理系にお金を入れている。トレンドは理系に。トレンドフォローは基本戦略
→「〇〇会社に就職」を目指すのではなく、自分自身にブランドと高度なスキルの獲得を目指す
→ 難関大学 理系学部を目指す
という話に今のところなっています。
将来のことはわからないし、今後の変わるかもしれません。しかし、(仮)でもいいので決めないと今の行動が決めづらいです。違うと思ったら途中で変更したらいいのです。
さらに子供は、今のところ将来就職したい会社が2社あるようで、2社とも東京大学の学生の採用数が多いことが分かっています。
口だけでなく本当に目標を達成させたいのであれば、中学のうちに高校数学、物理、化学は一通り終えたいよね、ということで、高校入試勉強を減らして、高校数学を勉強してもらっています。
自分でこうする、と決めたことなので、「勉強やりたくないっていうけど、自分の夢のためでしょ。自分の夢のために自分が努力しなくてどうするの。やる気なんか出なくていい。自分のために義務感でやれ」と言いやすいからいいです。言ったら、嫌々ながら、勉強します。
私は上記のような時代認識なので、自分の子供が大学行けるようなら、国立大学の理系学部を勧めます。国立大学は理系の研究設備が整っていることが多く、学費が私立の半分だからです。
自分の子が学力的に大学進学が難しそうならば、工科高校を勧めると思います。女の子でも工科高校をいったんは提案します。
もちろん、本人の希望が特にない場合の話です。