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From:眞田
アンジャッシュの渡部さんが以前こんなことをおっしゃっていました。正確な表現を忘れてしまったので、あくまでも私の理解としてお伝えすると、
「飲食店で店員さんに横柄な態度を取るなんて考えられない。素材にはいい部位と普通の部位がある。お客だから全員に同じ料理を提供するが、それでもいい部位を誰に提供するか、となる。お店側としたら、いい部位は気持ちのいい客に出したいと思うはず。嫌な客にいい部位を提供しようなんて絶対に思わない」
本当にその通りだと思います。
不満をぶつけたらそれですっきりするのかもしれませんが、すっきりするという短期的欲求が満たされるだけで、長期的なメリットはありません。
ものやサービスを提供する側の気持ち、匙加減で質は大きく変わるものなので、私は客としての立場のときは気をつけています。この裁量の部分は非常に大きいです。提供するものが無形の場合は、よりサービスの質に差が出ると考えています。
私だって、配慮のある言葉をいただけると「この私にお任せあれ!」と思いますし、その気持ちのときの仕事は全く疲れません。一方、配慮を感じない言葉を受け取ると、やる気でないし、ただ疲れます。まあ私ははっきり言うタイプなので気が乗らないなら断ります。
これってみんなそうですよね。
最近も、私がお仕事をお願いしている外注さんが、こうしたらどう?と提案してくださったのですよ。言われたことをやるだけでも全然問題ないのに、よりよい提案をしてくださるなんて私はとても嬉しかったのです。だから私は「ぜひその提案でいかせてください。○○さんのような仕事ができる方はなかなかいないので、本当に助かります。ありがとうございます」とメッセージを送りました。
その後も私が動きやすいように資料を整えてくださり、「眞田さんの期待に応えられるようにがんばります」とおっしゃっていただいて・・・。私は私で好意に甘えるだけでなく、こちらですべき仕事はすぐこなして先方に投げて、連絡が来たら5秒以内の即レスで対応したりして、気持ちに応えなくてはなりません。
すぐ返信が返ってくると、仕事が滞らないですし、相手のことを尊重していることのメッセージにもなります。私とのコミュニケーションに慣れると、他の客とのコミュニケーションがだるくて仕方ない、と思われることを目指しています。
こういったことのお互いの積み重ねによって、いい方向へ発展していくと私は思っています。