これでは伸びないと思った瞬間


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From:眞田

 

行動や発言でその人の思考や価値観などがわかったりするものです。

 

だいぶ前の話ですが、生徒のある発言で「これでは伸びない。根本的に違う」と思ってしまったことがありました。

 

 

生徒の発言は、

 

「塾の数学のテストが悪かったのでもう一回やってみたいです。テストをもらえますか?」

 

といったものでした。

 

 

瞬間的に「違う」と私は思いました。

 

「同じテストをもう一回やりたいって、それで何をしたいというのだろうか。

おそらく、この問を投げかけたところで『できなかったところができるようになったのか、それを確かめたいと思っただけですが・・・』と答えるだろう。

私はこの発言に違和感を覚えるが、この子は私の『それで何がしたいの?何が目的なの?』の問に違和感を覚えるだろう。

勉強についての考え方ややり方を伝えているつもりだが、伝わっていない。この大事な部分を伝えたいが、この発言はしている時点で今は伝わらない。

せっかく頑張ろうとしてくれているこの気持ちはとても尊いし、頑張る気持ちは持ち続けてもらいたいから感謝は伝えよう」

 

こんなことを考えて、2秒くらい間があり

「そうやって上に行こうと努力してくれる気持ちがとてもうれしいよ。ありがとね。でも、もう1回やるとしても、少し時間をおいてから挑戦してみよう」

そう伝えることにしました。

 

わかっていると思いますが、「テストをもう一度やりたい」と言ってくれた子は成績が上位です。自分を高めようとしているその姿勢は素晴らしいですし、こういう子は成績が悪いはずがない。

 

しかし、これでは上の上にいくのは難しいです。

 

この時、私が覚えた違和感について確認したくて、偏差値が70を超えていて、普段の勉強の仕方から「この子は私の勉強方針について一番わかってくれている」と思える子に、ある質問をして試してみることにしました。

 

「この問題は以前にやってもらったものだが、難問だから、もう1回やってみるか」と尋ねたら、「やらない。2回目をやる意味があまりない」そう答えました。

 

やっぱりそうだよな、2回目をやりたいと思わないはずなんだ。2回目をやりたいと思っている時点でずれているが、これを伝えるのは非常に難しい・・・そんなことを思いました。

 

 

もしかしたら、これはレベルの高い話なのかもしれず、意味がわからない人もいるかもしれません。

私は復習を否定しているわけでは一切ないです。ここで詳しく説明すると長くなるので、しません。

意味がわからない場合はこの話を気にせずに、問題が解けるようになるまで、同じ問題を繰り返し練習してもらって大丈夫です。定期テストは似たような問題がでますから、繰り返し同じ問題を練習することは意味があります。

 

入試勉強をしていて、この勉強では伸びないのではないかと思う時が来るかもしれませんので、その場合は何かアドバイスできることがあるかもしれません。