先生だったら、どうやってまとめますか?


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From:眞田

 

「先生だったら、どうやってまとめますか?」

と質問されました。

 

 

問題を解いて、そこから考えたこと、学んだことは、メモなどをしておかないと忘れてしまいます(少なくとも私は100%忘れる)。

忘れたら、勉強した時間が非常にもったいないです。

 

そうはいっても、何をどうメモればいいのかは悩むと思うので、こういった質問は参考になっていいと思います。

 

 

ただ、先生に言われたことをそのままノートに書いているだけでは、そんなに上にいけません。

やっぱり、試験で解くのは自分なんだから。自分独自の解法を構築していかなくてはなりません。

 

私がノートに解法をまとめるとしたら、自分について考えます。何で自分は解けなかったのか。どう考えたら解けただろうか、試験本番で自分がこの問題を解くとしたら、どんなアドバイスをするのか、自分を基準にして考えます。

もちろん、「生徒だったら」というのも考えます。たぶんみんなここで躓くだろうから、といった考え方でポイントを考えることはできます。

 

でも生徒の立場になり切れず、全然ポイントがピンとこないこともあります。

「先生だったら、どうやってまとめますか?」と質問されたときがそうでした。

 

自分はその問題を解く上で一切突っかかりを感じず、熱が40度あったとしても解けるだろうと思いました。また、多くの生徒が突っかかりを感じるだろう、そう思える点もなかったので、まとめるにもまとめられませんでした。

こういった場合は自分が何に突っかかっていて問題を解き進められないのか言語化してもらえるとお助けできると思います。

 

あとは自分にとって納得のいく解法が構築できればいいのです。別に人に見せるものでもないし。

そういえば、このあいだ、生徒がルーズリーフを忘れていて、それを張り出していたら、ある頭のいい子がそれを見て「このノート、すごいですね」と言っていました。私もとてもいいノートだと思っていたんですよね。できる子はできる子のノートの価値が分かるんだなあと思ったのでした。

 

ちなみに、私の子供は、私が編み出した解法を教えて欲しいと言いません。「これはめっちゃいい解法。偏差値80レベルだな」と一人悦に入って、「偉大なる父が編み出した解法を教えてやろうか」と言っても「いらない」といいます。

 

これは、これで正しいのです。なぜなら私が編み出した解法は私の感性に即したものだから、他人には使いにくかったりするのです。自分で編み出したものが一番自分にフィットするし、扱いやすい。

 

あと、私の学歴がだめらしいです。「お父さんは、千葉大でしょ?千葉大レベルが編み出した解法はいらない」と言ってきます。なんかね、東大気取りなんですよ。東大目線で色々言ってきます。自分の学歴は小卒(小学校卒)のくせに。

でもこういう視点も大事です。「偉そうに言っているけど、千葉大でしょ?本当にすごかったら東大卒じゃないの?」これ、本当にその通りです。