猫の交通事故

今日は飲み会にいってきました。飲み会と言っても、私は運転手なので飲まないのですが。

 

飲み会の帰り道、車を運転していたら、前の車が急に止まりました。そして毛が舞って、何だろうと思ったら、猫でした。

どうやら猫は前の車にひかれてしまったようです。暗い夜道に飛び出したのでしょう。

 

道路に猫の死骸があるのはよくある光景ですが、まさにその場を見たのは初めてです。これまでは、ドン!ギャー!パタ・・・のイメージがありましたが、その猫は七転八倒してもがき苦しんでいました。すぐ意識がなくなるのではなく、手足をバタつかせて苦しんでいました。

その苦しみ具合から、間もなく死が訪れるだろうことは想像できました。助手席にいた友人のお坊さんに、猫が成仏できるように祈ってもらいました。

 

友達を送り届けた後、気になって現場に戻ってみましたが、やはりこと切れていました。心が少しざわついて、平静ではいられなかったです。

 

 

 

 

猫に限らず、命あるものはやがて死にます。

 

私たちは、

順々にうまれて

順々にいきて

順々に死んでいきます。

 

このことが小さいころから受け入れられなくて、悩んできたのですが、今は少しずつ少しずつ受け入れられてきた感覚があります。

今の私の気持ちは「この世は素晴らしかった」と思って死にたい。そのためにも、主体的に、自分の思っていることを、好きなことを追求して自分の人生を生きたいと思います。

猫のように事故で突然に死が訪れるかもしれません。毎日を満足して生きていこうと思ったのでした。