まだまだ、続く

1学期の中間テストはまだまだ続きます。

今回のテスト期間はこれまでのテスト期間と比較しても、みんなけっこう勉強してくれた感覚があります。それでもまだこちらの導き方に工夫の余地があるので、今回のよかったところ、悪かったところを反省して次に生かしていきます。

この塾にきてくれて、塾のやるべきことがやれた子はみんな80点以上取れるようにしてあげたい。それが目指しているところです。

いい点数を取るためには、これまでのだめな自分を変えなくてはなりませんが、自分を変えるのは口で言うほど簡単なことではありません。

「今までの自分を変えられますか?」

「大変な勉強に向かうことができますか?」

そう尋ねるとみんな100%「はい」と答えます。でも実際はそんな簡単にこれまでの自分は消えません。信念は生き続けようと性質があるからです。

今回のテストでは、やり方から細かく指導した子がいます。答えがあってても、その答えまでのプロセスが間違ったらだめ。それをしつこく繰り返しました。

もしかしたら、今までの自分を否定されたようで嫌な気分がしたり、自分の感性に沿ったものとは違うやり方を強制されたから、気持ち悪さを感じたかもしれません。でもしっかりついてきてくれました。こういう子が変わって伸びていくことができます。

一つ言えることは、これまでの自分を引きずったら、これまでと同じ結果しか出ません。何のために塾に入るのか。それはこれまでの自分を変えたいからだと思います。そしたら塾に入ったらこれまでの自分とは勉強方法が違ったものになっていないといけません。

成績が悪くてこの塾に入ってくれた子で、これまでの自分を引きずってしまっている子は、勉強方法を変えさせていきます。「この勉強をしなきゃいけないんだって!」と思うかもしれませんが、そのやり方で結果が出ない以上、やり方を変えるべきでしょう。ちっぽけなつまらないプライドを尊重するよりは、無理矢理にでもやり方を変えてテストの点が伸びた方が断然有益です。