門番として

From:眞田

先日、お母さんと面談させていただいていたときに、「この塾に体験授業に来た時、先生に試されている感じがすごくあった」とお母さんがおっしゃいました。

体験授業のときは、子供と話をした段階で、この塾ではない方がよさそうだ、と判断したうえでお母さんとお話させていただいたと思います。私はお断りさせていただく方向で話していたはずなので、そのように感じさせてしまったのかもしれません。

この塾に入りたいと言っていただけることはとてもうれしく、光栄なことですが、誰もかれも希望者は入塾してもらうというわけにはいきません。この塾はどんな子にも合う塾ではないからです。合わないのに受け入れてしまってはお客様にも迷惑になりますから、完璧な判断はできないですが、私なりに判断しなくてはいけないと思っています。

また、すでにこの塾に通っている子たちのことも考えます。今の勉強する環境を壊すことは許されません。今はみんなで勉強する環境を作っていますから、この環境を崩そうとする不純物が入り込んだとしてもおそらく無理ですが、万が一そのような雰囲気を感じ取ることがあったら、私がすぐに対応します。

お母さんから「先生はチャラい」と言われてしまったし(正確には「息子が『先生は見た目がチャラい』と言っていましたよ!」という表現でしたが、お母さんもそう思っているから「息子」を使って私に言ったのでしょう。私自身自分がチャラいことを認識していますし、それは自分の生き方から出てきているのも認識しています。しっかりと生きていないのです。だから浅薄さが出てしまっているのです。)、だからこそ門番としてやるべきことはしっかりやっていこうと思っています。