息子にはいつ教えているの?


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From:眞田

 

最近、知り合いから「息子にはいつ勉強を教えているの?」と質問されました。

 

私は息子にはほとんど勉強を教えていません。たまに質問されれば、それに答えるだけです。

 

なぜ積極的に教えないかというと、自分でやってほしいからです。入試は自分ひとりの力で解かなくてはなりません。私が隣についてアドバイスするわけにはいかない。

だから問題にちゃんと向き合って、これが入試に出題されたらどんなアプローチを取ったらいいのだろうか、と考えてほしいのです。誰かに教えられたら、わかった気になって本当はわかっていない、自力で解く理屈が構築されていない、ということになる可能性がある。

 

 

ただ、そのかわりに、勉強方法については口うるさく言っています。ときどき勉強方法やポイントを押さえられているかどうか、100点満点で私が評価したりします。

「それだと勉強したことにならないから、今日の勉強量は0だね。無駄な時間を過ごしたな。」「それは価値ある。100点。いいポイントが抽出できたじゃん」とか言ったりします。

 

親子だから一緒にいる時間が長いし、コミュニケーションをたくさん取れます。また信頼関係ができているから遠慮なく思ったことを言えるのも大きいです。

 

少し前に、息子がこんな顔でうれしそうに「〇〇高校の過去問、結構できたよー」と報告してきました。

でも私は「それで何を得たんだ。言ってみろ。今の勉強の目的は何だ?現状の学力を把握するために過去問に挑戦してそれが良い点だったら、それはいい。でも今は現状を把握することが目的ではなく。再現性のある解法を構築することが目的だろう。目的が達成できていないじゃないか。そんなレベルの低いことをするな。それをやった時点で、大衆側に入る。飛び抜けた結果を出すには周りと同じことをしていてはだめだ。そんなこと報告してお父さんが喜ぶと思ったのか。喜ぶどころか、お前のレベルの低いマインドが透けて見えて残念だ」と注意したのです。

 

そう注意して、これは息子だから言えたけど、生徒には絶対言えないなあ、と心の中で思ったのでした。生徒に「〇〇高校の過去問、結構できました!」と言われたら「〇〇高校の過去問解けたの?すごいじゃん!力がついてきているんだね!」と100%言います。

 

保護者様からは「先生が思っていることそのまま伝えてください」と言われることもありますが、そう言われたとしてもかなりの躊躇があります。やはり、それを伝えるに十分なコミュニケーション、信頼関係が構築が必要です。