無難な幕の内弁当


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※体験授業や保護者面談は基本的に指名があった場合のみ、眞田が担当します


 

新しいブログをつくりました。

 

From:眞田

 

だいぶ昔のことですが、友人が幕の内弁当を買っていました。

 

幕の内弁当はお年を召した方が好んで食べるものという先入観があり、幕の内弁当を買うという選択肢は私にはありませんでした。だからすごく気になって、

 

「なんで幕の内弁当を買うの?唐揚げ弁当とか焼肉弁当とかの方がいいじゃん」

と言うと、

「幕の内弁当って無難じゃん。たくさんの種類のおかずが入っているし」

と答えました。

 

どうでもいい、しょーもない話ですが、私はこの言葉に衝撃を受けて、今でも思い出します。そしてこの話を聞いてから、私も幕の内弁当を買うようになりました。たしかに、これといったウリはないのですが、無難にまとめられた弁当で、これはこれでありだなと思うようになりました。

 

 

年を重ねるにつれ、「無難」の価値を感じるようになってきました。

つまらない人間にはなりたくないと思って生きてきて、それは今も思っていますが、でも確実に自分の中で無難の価値が上がっています。

 

 

無難って大事です。

 

なぜなら、人それぞれだから。

考えや好みは人それぞれ。そしてそれらは変わるものではない。相手は変わらないし、自分も変わらないです。

 

自分の色を強く出しても、それを受け入れてくれる人とくれない人がいるものです。

自分を出すことは、それはそれでとても大事なことですが、自分の色を出さずに広く浅く無難に関わっていくことも同様に大事なことです。

 

学校の先生の当たり障りのない無難なコメントや保護者面談も、あれはあれでいいのかなと思うようになりました。私は腹を割って正直に先生の思っていることを伝えてほしいですが、本音で話すと怒る人もいそうですし、「学校では頑張ってますよ」と言っておくのがよさそうです。

 

 

私の授業報告書も「以前に比べて内容が薄くなっているな」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは私が「無難」に傾いているからです。味付けは薄めにするようにしています。

あと、聞かれたことを答えるようにもしています。基本的に聞かれていないことは自分から伝えることはしないようにしています。文字になるとニュアンスが難しいですからね。

直接お会いしてお話ができるのであれば、表情を伺いながら話す内容を調整できますが、文字はそれが難しいので、それを考えたら、やっぱり無難がいいです。

 

ということで、最近、授業報告書はいかがですか、と募集したばかりですが、いつも期限が短いですし、募集しますの記事を見ていない方もいらっしゃるかもしれませんので、また希望される方に授業報告書を送らせていただこうと思います。

希望される方は「報告書ください」とLINEをください。聞きたいことがある方はLINEで質問をください。コメントを報告書につけてお送りいたします。期限は11/3(金)とさせていただきます。