英語をはじめから


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新しいブログをつくりました。

 

From:眞田

 

中学3年生は定期テストが終わりましたので、これから残りの単元を終わらせた後に、本格的に入試勉強に入っていきます。

 

 

ある英語が苦手な子に、3年生の内容を勉強するのをいったんやめて、1年生からやり直そうか、と提案しました。

このまま3年生の内容をやってもほとんど身につかないだろうから、それならば、一番初めからやり直した方がいいと思ったのです。

 

本人もそれを望んだので、今の1年生よりも前に戻ってやり始めました。

もともと英語ができない子なので、1年生の内容でも間違えますが、それでも基本的な文法を押さえながら、少しずつできるようになってきています。本人も「自分にとってはまだまだ難しいけど、文法がわかってきて、こっちの方がいい」と言っていました。

 

私はここ最近は、質問をもらってそれに対して答える、という形をとっています。ということは、生徒は適切な質問をしないと、適切なアドバイスをもらうことはできません。「先生、わかりません」だと私は何も教えられないのです。

これは、「わからない」で思考を止めてほしくないからです。「わからない」で考えるのを止めてしまうようでは、今の難しい入試問題を解くことはできない。

わかった気にさせることは簡単です。特に「先生、わかりません」しか言えない子は全然考えられていないので、考えていないからこそ、簡単にわかった気にさせることはできます。でも、テストで解けるようにはなりません。

 

で、その子が3年生の単元を勉強していたときは、適切な質問を私に投げかけられないので、私からのアドバイスは少なかったです。でも今は「うん、なるほど。それは答えられるな」と思うことが多くなりました。まだ同じ問題を繰り返し間違えますが、着実に成長している感じがあって、嬉しいです。

 

その子が「今思うと1年生からこうやって勉強しておけばよかったと思うけど、1年生のときはこの勉強の大事さはわからなかったかもしれない。今だからこそ、わかるのだと思う」と言っていました。僕もその通りだと思うよ。

 

正直なところ、この勉強をしても入試の英語はできるようになりません。でも難しい入試問題をわからないままただやるよりは、全然いいと思います。高校に入ってからも英語はあるので、できるだけ中学で習ったことは今のうちに理解しておいた方がいいです。