内申点+当日点がボーダーを超えるかどうかだけの問題


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From:眞田

 

ある子が「テストの点がよくなかった。志望校を変えようと思っている。すでに1学期の保護者会のときに合格は厳しいと言われている」

と言っていました。

 

どの高校に進学するかは自分のことだから、好きに決めてほしいですが、この判断はどうだろう、と思いました。

 

まず、定期テストでいい点取ろうと悪い点取ろうと入試にはほとんど関係ないです。

定期テストでいい点が取れないと内申点が取れません。内申点は入試に関係していますので、その点は不利になります。

 

しかし、合否は内申点+当日点で決まるので、内申点が仮に2下がったとしても、当日点で2点取ることができれば問題ありません(当日点重視高校の場合)。

今は当日点が取れればいいのです。だから、テストがいい悪い、内申点が高い低い、ではなくて、内申点+当日点がボーダーを超えられそうかどうかで検討すべきだと思います。

 

私たち親世代や学校の先生はこれまでの経験から内申点で考えて、合格しそう、厳しそう、とアドバイスしがちです。でもそんなの全無視でいいです。無謀かどうかは先生や親よりも自分の方が判断できます。

 

自分で考えるのです。自分で検討するのです。自分で判断するのです。

内申点+当日点でボーダーを超えられるのかどうか、この1点のみです。

 

この判断をするために、模試や過去問など、入試レベルの問題を解いて、客観的な位置を把握していくのです。

 

それで、最終的な判断は願書を書くときでいいです。

そのときに現状でボーダーを超えているか、ギリギリか、厳しい勝負になるのか、ほぼ不可能なのか、そういうのはわかります。願書を書いてからも1カ月あるので、どこまで学力を上げられそうかも考え、リスクを踏まえての最終判断になります。

 

 

先生のことは一切参考にならない、と言われるのはわかっていますが、

「親子対決」

「親子対決 2」

で書いたように私はこの春に入試形式問題を解きました。

 

あくまでも、このときの点数で判断すると、

岡崎高校は  35

時習館高校は 28

豊橋東高校は 15

の内申点があれば、私は合格できそうです。

 

私の点数は低くはないですが、めちゃくちゃ高いわけではありませんでした。得点率でいうと90%くらい。

塾の先生は生徒と一緒に受験したとしてもそんなに点は取れないですよ(私だけかもしれない)。なぜなら、入試用に知識を整理していないからです。私が受験するとしたら、入試本番で使えるように知識を「整理」して「磨き」ます。切れ味鋭く、一瞬で問題を瞬殺できるように磨きまくります。

でも普段は入試に備えた対策をしていないので、偉そうに言っているくせに得点力はありません。実際に受験直前になってくると生徒に学力で抜かれています。そんなものです。

 

今は入試制度が変わって、内申点が低くても、当日点で挽回できるようになりました(これは逆に内申点が高くても問題を解く力がないと不合格になるということでもある)。

内申点が低いなら、その分入試問題で正解すればいいだけです。

 

あとは、覚悟があるかどうか。

覚悟というのは、長期間に渡って、辛く、苦しく、つまらない受験勉強に向かう覚悟があるかどうかということです。

 

「自分の夢のために頑張ります」「夢を諦めたくないんです」口で言う人は100億人くらいいます。でも実際にやる人は5人くらいです。私は、もちろん、やれない側の人間です。

平日4時間、祝日8時間は最低ラインとしてやれる人はまだ諦めなくていいと思います。